【俺流ではあるが】絶品!タモリカレーを作ってみた
親が気づかないうちにも子どもはどんどん成長していくもので、味覚もその一つだろう。
単純に「甘い物」「しょっぱい物」が大好物であったわが家の児童たちも、気がつけば複雑な旨さがわかるようになってきた。わたしの作る料理の、味の感想を聞くにつけそう思う。
辛みに対する耐性も同様だ。
始めはオール甘口から、徐々に中辛のルーを混ぜ混んでゆくという過程を経て、今では100%中辛でも美味しく食べてくれるようになった。わたしの作るしっかり辛い本格麻婆豆腐だって「辛い辛い!」と文句を言いながらもペロリとイケてしまう。辛みの楽しみ方がわかってきたこと自体も嬉しいが、単純に作る方の手間としてもね。思い通りに作れるようになってめっちゃ楽になったよね。
そういえば、子どもが生まれる前は変に料理にこだわっちゃって、粉から吟味したようなカレーを作っていたよなぁ…なんて思い返してみると、もう10年以上も前のことになるから驚きだ。家族みんなの食事を作るようになって以来久しく封印してはいたものの、もう子どもたちだって普通に食べられるはず。
というわけで今回は、タモさんが考案したスパイシーな本格カレー、その名も「タモリカレー」を作ってみようと思う。