ロゴマーク 2021/12/23 お酒とおつまみ

秋から冬にかけて旨い!魚の塩焼きベスト3

ライター町田
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 出来立ての塩焼きを肴にお酒をチビリ。至福の時間だ。かく言う私も、晩酌の肴に塩焼をチョイスすることが多い。

 今回は、この秋から冬にかけて私が食べてきた中でも、特に美味しかった塩焼きベスト3をご紹介してみようと思う。

皮はパリっと身はふっくら!下ごしらえ方法もご紹介

 秋の旬なら、代表選手であるサンマの他、鮭、ハタハタ。冬ならニシン、ブリなど、いずれも塩焼きが美味しい魚が目白押しだ。

 わたしは骨せんべい、皮せんべいはもちろのこと、背びれ、尾びれ、頭なども別途焼き直して食べてしまうので、その焼き時間も含めると、魚一匹あれば平気で一時間強の晩酌タイムが楽しめる。旨いだけでなくコスパの良さという面でも優秀じゃないか。

 さて、余談はこのぐらいにして早速ご紹介しよう。全てはわたしの個人的な好みであるということはお含みおきを。

3位 かます

かます 塩焼き

 シャープなお顔のニクイ奴。3位にランクインしたのはかますだ。

 その淡泊でクセの無い味はもちろん、流石に川魚ほどとは言わないが…繊細な身の繊維は口の中で程よくほぐれ、その食感もまた心地良い。巷では「身質はやや水っぽい」と評される魚種ではあるが、後述する下ごしらえにてしっかりと塩をしておいてやれば美味しく食べられる。

 カマスの歯は非常に鋭く、捌く際に怪我をする恐れもあるので断ち切ってしまう場合もあるらしい。しかし、良く焼いてやれば何のことはない。

かます 骨せんべいなど
口の部分も旨い(自己責任で)

 それにしても。

 わたしが通うスーパーに限った話かもしれないが、驚かされるのはその値幅だ。ある日1匹350円で売られていたのものが翌週は一匹750円に値上がりし、半月後には三匹で300円にまで下がっていた。どういうことなんコレ。

2位 のどぐろ(赤ムツ)

のどぐろ 赤ムツ
のどぐろ 赤ムツ

 わが家の末っ子が生後100日を迎え、お食い初めの魚として用意したのがこのノドグロ(赤ムツ)だ。行きつけのスーパー「TSURUYA(ツルヤ)」にて、型の良い物が一匹だけ入荷していたのを目ざとく手に入れた。

 型の良いものほど脂がのっている、とは聞いていたが、もしかすると今まで小さいサイズのノドグロしか食べてこなかったのかもしれない。その上品な脂は大袈裟ではなくまさに「滴る」ほどで、こんな様子の焼き魚を見たのは初めてだったように思う。「白身のトロ」との異名をもつその実力を十分に堪能することができた。

塩焼の下ごしらえについて

 ではノドグロの写真を使って、わたしが魚を塩焼きにする際の下ごしらえを簡単にご紹介しておこう。

 まずは鱗を落とし、エラと内臓を取り除く。

のどぐろの鱗を落とす
のどぐろの鱗は非常に落としやすい
のどぐろのエラと内臓を取り除く
エラを外すと名の所以である喉の黒さがよくわかる

 エラと内臓の外し方については、わたしの拙い手元をご覧いただくよりも、ググって頂く方が幾分よかろう。外したら血合いとともに流水で良く洗っておく。

 続いて。

 身に火が入りやすいよう切り込みを入れ、多めの塩を振ってお好みの時間置く。この過程が重要だ。

のどぐろの身に切り込みを入れる
表と
のどぐろの身に切り込みを入れる
裏に切り込みを入れ
のどぐろに多めの塩を振って放置
多めの塩を振って放置

 こうして魚から余分な水分を出してやることで身には旨味が凝縮し、皮はパリっと焼き上げることができる。

 魚の種類や大きさなどによって、またもちろん食べる方のお好みによって置く時間を調節するといい。参考までに、わたしは30分を基準にしている。時間が短いと瑞々しい仕上がりにはなるが魚種によっては臭みが残り、逆に長過ぎるとそのぶん身が硬くなってしまう。まぁこの辺りは、カンで。

 時間が来たら塩もろとも一旦水分をふき取って。

のどぐろの身をきれいに拭く
丁寧にふき取ろう

 必要なら軽く塩を振り、ヒレの類に化粧塩をして、焼き上げたら完成だ。一般的な魚であれば、塩焼きにする際は基本的に同じような手順で下ごしらえをするといいだろう。もっとも切り身など、切り分けた状態で購入すればもっと手間は省けるので、お魚初心者の方にはいいかもしれない。

 ぜひ何度も焼いてお好みの加減を見つけていただきたい。

1位 真サバ

さばの塩焼き
サバの塩焼き

 わたしの中の永世チャンピオン。それがサバだ。ごくごく一般的な魚で申し訳ない。フックが足りないのはわかっているが…だって好きなんだもん。

 ちょうど今が旬の真サバは、今年ならおよそ150円から高くても200円という安価で購入できる。ふっくらとして食べ応えのある身に、ちょうど良い(この「ちょうど良い」がポイント)脂がのっており最高に旨い。身も蓋もない言い方をすれば、わたしはつまりはサバの味が好きなのであろう。骨も、皮も、全てが旨い。

サバの塩焼き 骨せんべい 皮せんべい
心から愛してる

 ただ、焼き方に失敗すると途端にパサついてしまうというのが難点といえば難点か。購入した個体の大きさを踏まえた上で、火加減に気をつけて焼く。それが一番大事だ。負けないこと投げださないことよりもだ。

 しっかりと下ごしらえをした上で大事に大事に焼き上げ、食べ、お酒を呑み、ほろ酔い加減で骨と皮を弱火でじっくり焼き、齧り、さらに呑む。この時間が150円で楽しめてしまうだなんて、これはもう酒飲み冥利に尽きるといえよう。ことさらにお金のことなどを言うと世知辛いようではあるが、そういった楽しみ方もまた、ある意味で肴になるものだ。

【おまけ】松茸…?

 これはある日の晩酌。

ししゃもと松茸
…?
松茸
…!?

 そう…シシャモです。いやそっちはどうでもよかった、松茸です。

 もちろん国産ではない。輸入物の松茸が、売れ残った上かなり古くなっていたのであろう、なんと350円にまで値下がりしていた。

 何枚も重ね張りされた値下げの赤札は、戦場に倒れ行く古参兵の軍服に輝くワッペンのよう。あまりの物悲しさに一度は目を反らしたわたしだったが、勇気を出してもう一度向き直し、意を決してレジかごに放り込んだのであった。

 固く絞ったキッチンタオルで汚れをふき取り、石づきが付いていれば取る。そして軽く塩をして薄っすら汗をかいてきた頃が焼き始める頃合だ。グリルでは温度が高すぎるのでオーブンにホイルを敷いて焼いていく。大きさによって様々だが、5分~8分ほど焼いてホイルに汁が溜まってきたら焼き上がりだ。多少生っぽく見える程度でOK。逆に、しっかり焼いてしまうと食感が損なわれてしまう。

 …と、ここまで完全にネットの受け売りでしたお疲れ様でした。だって普段松茸なんて調理しないからね。知らなかったよね。

 で。

 その歴戦ぶりに味の方も全く期待していなかったわけだが、意外や意外、ちゃんと松茸の味がしたので驚いた。国産の松茸を食べたのはもう遠い記憶でしかなく、自信を持って言えないのが悲しいところだが、それでも「松茸を食べている」という雰囲気を楽しめたことは間違いない。ありがとう外国の古参兵よ。


 以上、お楽しみいただけただろうか。

 真の酒飲みなら画像だけで一杯やれるはず(言い過ぎ)だろう。しかし!やはり見るだけでは物足りないじゃないか。普段は全く自炊しないぜ!という諸氏も、この機会に勇気を出してお魚を焼いてみてはいかがだろうか。きっと新しいお酒の世界が拡がるハズだと信じてやまないわたしである。

 それでは。

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