夏休みに入った息子と長野市権堂のイトーヨーカドーまで散歩。大好きなポケモンのゲームを楽しんできました。
実はこのイトーヨーカドー、わたしが小さい頃によく祖母に連れて行ってもらった思い出のデパートでもあります。昔に比べると権堂周辺はめっきり静かになってしまった印象ですが、ぜひ無くならないで、いつまでもあの場所に建っていて欲しいなと願っています。
さて。
長野県のスーパー「ツルヤ」のオリジナル商品である「信州高原地ビール」シリーズ。今までに以下の2商品についてご紹介しました。
参考:バランスのいいエールビール「信州高原地ビール Clear[クリア]」
参考:自然な旨味「信州高原地ビール Organic[オーガニック]」
今回は、3つ目にして同シリーズ最後の種類となる「信州高原地ビール Black[ブラック]」を飲みましたので、感想を書いてみようと思います。
「信州高原地ビール」シリーズはやはり味のバランスがいい!絶妙な苦みとコク
まずは恒例の裏書チェックをしてみましょう。
本場イギリスの黒ビール「ポーター」のレシピを忠実に再現した本格的なビールです。ブラックモルトのコク、まろやかな苦みと、ロースト(焙煎)の香りが、信州の美味しい食材を使った料理ともよく合います。
信州高原地ビール Black 裏書
ふむふむ。
ポーターのレシピを忠実に再現しているらしいよ
「ポーター」っていうのは18世紀にロンドンで産まれた黒ビールなんですって。
なんでもその当時は「3種類のビールを混合して飲む」という飲み方が流行っていたんだとか。そこで、お店で提供する度にいちいち3種類を混ぜなくてもいいように、始めから3種類をブレンドして商品化してしまおう、というのがポーターの始まりだそう。
残念ながらわたしはそのポーターを飲んだことが無いので、いかんせん比較の仕様がありません。しかし「忠実に再現」と謳っている以上はきっとそういうことなのでしょう。
そう思って飲んだ方が、楽しめますしね。
缶からグラスに注いだビールの色をご覧ください。真っ黒です。
なんなら泡すらも黒い。
これは醸造に使用されている、高温で焙煎された濃色麦芽の一種である「ブラックモルト」の特徴です。
ブラックモルトの特徴は他にも、非常に濃厚な香りと味わい、しっかりとした苦みなど。これだけ聞くと「つまりはクセのあるビールなのかな?」と思われる人もいらっしゃるかと思いますが、こちらのビールはとにかく飲みやすく仕上がっています。
ポイントはバランスの良さ。
これは「信州高原地ビール シリーズ」全体を通して感じることで、とにかく味のバランスがいいのです。
確かに苦みもある。風味も強い。コクも深い。でもその全てがなんだかいい~感じのバランス感で成り立っているんだよなぁ。
飲み方としては、黒ビールの持ち味を生かすために冷やしすぎず、濃い目の味を少しづつゆっくりと味わって楽しむのがオススメ。今回のおつまみのように比較的コッテリとした味付けのお料理にもよく合います。
ぜひお試しください。