今まで幾度となくヤッホーブルーイング製品をご紹介してきたわたしですが、実をいうとその代表とも言える「よなよなエール」はまだ未経験だったのでありました。
特におすすめフルーティーで爽やかなホワイトビール「水曜日のネコ」
ヤッホーブルーイングの回し者みたいなレビューをしてきた者として、これは恥ずべきことなんじゃないかと。慌てて購入してきたわけです。
アメリカンペールエールの決定版「よなよなエール」
公式ページによると、2020年夏限定の「よなよなピース缶」という仕様らしい。「月から見た地球」という構図には心が動かされるものがありますね…。本当、平和を取り戻した世界のもと、みんなで気兼ねなくビールを飲み交わせる日が楽しみです。
よなよなエール公式ページよなよなエール|ヤッホーブルーイング
缶には裏書らしき記述がありませんでした。代わりに上記の公式サイトを覗いてみると、どうやら「アメリカンペールエール」なるビアスタイルで醸造されたビールだそうで。
「アメリカンペールエール」って何よ
ペールエールについては以下のサイトをご覧ください。
参考ページ程よい甘みがクセになる!銀河高原ビール「ペールエール」
イギリス発祥のビアスタイルで、当時主流だった黒ビールより色が淡かったため「ペール(Pale:淡い)エール」という名前が付いた、ということでしたね。それでも現在の主流であるピルスナーに比べればむしろ濃色なわけで…ややこしくて言葉が身につかないぜ。
その後このペールエールはアメリカに渡り、気候や文化に合った新しいスタイルへと変化していきました。それこそが「アメリカン・ペールエール」です。
イギリス伝統のペールエールに比べてホップの香りがより華やかなのが特徴なんだそう。解説しているサイト様によっては「モルト風味はやや控えめ」なんていう記述も見られましたよ。ビールって本当に多種多様で興味深いですね。
しかし、これ現実的には「○○ペールエール」みたいな仲間をブラインドで並べられたら…違いってわかるものなのだろうか。そのうち飲み比べてみたいもんですねぇ。
わたしの想像する「エールビール」そのもの!バランスの取れた心地よいビール
それでは、いただきます。
1年前までは、ビールといえばラガーだったわたし。当ウェブマガジンを始めてからというものすっかりエールビールの虜になってしまいましたが、そのわたしがイメージする、まさに
「エールビール」そのものの味。
めちゃめちゃ主観的な感想で申し訳ない…でも「コレコレ!」っていう感じなんだもの。
弾けるようなホップの香り、ハーバルな苦み、旨味には深みを感じられ、僅かな酸味が良いアクセントとして効いている。全てがわたしのイメージする「エールビール」像にピタッとハマっています。なぜわたしがヤッホーブルーイング製品が好きなのか、その根本的な理由が分かったような気がする…。要するにノリが合っているんだな、きっと。
わたしのイメージはこの辺にして、味はもちろん超美味しいです。先ほど書いたような要素が絶妙なバランスで組み合わさっており、恐らく「ノリが合っている」わたしでなくてもきっと楽しめるハズ。
店頭で見かけた際はぜひお試しください。一口飲んで「コレコレ!」と感じた方はわたしと気が合うかもしれません。どうでもいいことですが。
以上、ヤッホーブルーイング「よなよなエール」のご紹介でした。