ロゴマーク 2020/08/12 ラーメン

町田のオリジナル豚中華そば【自作ラーメン】

ライター町田
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 以前、チャーシューの作り方をご紹介しましたね。

参考ページしっとり柔らかチャーシュー(煮豚)の作り方【おうち居酒屋】

 実はこいつの煮汁を使用して、簡単にオリジナルのラーメンを自作することが出来るのです。所要時間はおよそ2時間。ギリ昼飯でいけるラインだと思いませんか。

チャーシューの煮汁を使ってラーメンを自作してみよう

材料(1人分)

  • 豚バラブロック…400g
  • クズ野菜…適当に
  • ニンニク・生姜…各2片程度
  • しょう油・酒・みりん…適量
  • 出汁用カツオ節…適量
  • 乾燥昆布…1枚
  • 中華麺…1人分
  • 香味油…ネギ油か鶏油など

 基本的な作り方は以前ichiがご紹介した自作ラーメンと大差ないかも。まぁどちらも一例ということで、よかったらわたくし町田のラーメンもご覧ください。

全ての元となるチャーシューを作る

 まずはチャーシュー作りから。12時のお昼ご飯でこのラーメンを食べようと思った場合、10時に作り始めれば間に合う計算ですね。基本的な作り方は冒頭で紹介したチャーシューと同じですので、こちらでは省略します。ぜひ併せてご一読ください。

 大きく作り方が異なるのは、煮込み終了までの時間。お手軽に作るための短縮バージョンということで、チャーシューを作り始めてから煮込み終了までを「1時間半」という設定で調理します。

豚バラブロックの表面を焼き固めて
豚バラブロックの表面を焼き固めて
豚バラブロックをクズ野菜と一緒に煮込む
クズ野菜・ニンニク・生姜と一緒に煮込む
野菜がクタクタになったら取り出して
野菜がクタクタになったら取り出して
しょう油と砂糖を加えてさらに煮込む
しょう油と砂糖を加えてさらに煮込む
チャーシュー(煮豚)完成
チャーシュー(煮豚)完成
煮汁は絶対に捨ててはいかんぞ
煮汁は絶対に捨ててはいかんぞ

 ここまでをまとめて1時間半で、ということですね。

 チャーシューをタレに漬けこむ工程も省くため、クズ野菜を取り出した時点(1時間ほど経過したあたり)で、しょう油と砂糖を加えておきます。煮汁をそのままスープに仕立てる都合上、この時点でしょっぱくし過ぎてしまわないよう注意。煮汁が減って水を加える際にも「最終的にスープになる」というポイントを踏み外すことなく、出来るだけ水は加えない方向で工夫してみるといいでしょう。

 1人分のラーメンに対して、豚バラブロックは少なくとも400g程度は使って下さい。もちろんその全量をラーメンに乗せる必要はありませんが、このぐらい使わないといい出汁が出ないんですよ。ラーメンに使った残りは夕ご飯のおかずにでもすりゃあいいじゃない。

豚スープで直接出汁を取っていく【強硬手段】

 さぁ、ここから一気にパワープレイが加速!この肉スープに直接カツオ節と乾燥昆布をぶっこんでしまうわけだ。なんだかおふざけをしているようで妙な背徳感がありますが…大丈夫!

豚スープにかつお節と乾燥昆布を直接入れる
まさかの直接ぶっこみ

 昆布はぬめりが出る前に取り出して。カツオ節は味を見ながら調節してください。出汁を取り終わったら、しょう油、酒、みりん、砂糖などを使ってお好みの味に整えます。この時、最終的なスープの量は400cc程度を目指すとちょうどいいでしょう。

ラーメンスープ完成
スープ完成

 普段から料理をされる方なら想像がつくところかと思いますが、このレシピだと「ラーメン」というよりは「肉そば」と言った方が近いような、和風のスープに仕上がります。

 よりラーメンに寄せたい場合、色々な方法がありますが、一番お手軽で効果がデカいのは出汁を変えること。かつお節の代わりに「混合削り節」を使ってみたり、敢えて顆粒の鶏ガラスープや中華だしを使用するものおすすめ。一気にラーメン感が増しますので、このあたりもお好みでチャレンジしてみてください。

オリジナル豚中華そば完成!仕上げに香味油を忘れずに

 同時進行で中華麺を茹でまして。

中華麺を茹でる
茹でましてね

 分量外のトッピング(今回は小松菜の塩茹でと白ネギ)を加え、仕上げに香味油を垂らしたら完成です。

町田のオリジナル豚中華そば 完成!
豚中華そば 完成!

 先述の通りスープのベースが和風ということもあり、ラーメン的要素をより楽しむためには香味油が必須でしょう。今回はお手軽にネギ油を用意しましたが、鶏油も超絶おすすめ。格段に美味しくなりますよ。

 画像は写りを良くするため控えめ盛りにしたものです。実際には豚バラブロック半量(200g)といえども、全盛りすればそれなりのボリュームに。

チャーシュー麺 チャーシューたんまり
たんまりチャーシュー

 チャーシュー麺としても十分な量だと思います。短縮バージョンで作ったとはいえ、それはそれで良さがあり、旨い。

 ラーメンを自作する一番の魅力はやはり、自分好みの味に作れることでしょう。この作り方が一番うまい!という趣旨のレシピではありませんので、例えば先述した出汁のカスタマイズの如く、どんどんアレンジしてみてくださいね。

以上、「オリジナル豚中華そば」の作り方についてご紹介しました。

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