来るべき梅雨に向かい、段々と湿っぽい気候の日が増えてきているように感じるのは気のせいでしょうか。
そんな中いつものスーパー「ツルヤ」にて、爽やかなデザインがひときわ目を引くビールを発見しました。
軽井沢 香りのクラフト 柚子
一瞬「サワーかな?」と間違えてしまうような柑橘感あるデザイン。こんな時期に何とも爽やかじゃないですか。
醸造元は軽井沢ブルワリー株式会社です。
参考:THE軽井沢ビール公式サイト | クラフトビール(地ビール)
主に「THE 軽井沢ビール」というラインナップを展開している軽井沢のブルワリーで、私も以前「赤ビール(アルト)」のご紹介記事をアップしております。
この赤ビール、めっちゃ旨いんだよな。
カラメルモルトのコクや香ばしさがハイレベルで調和したビールで、最近もちょくちょく購入して楽しんでいます。おすすめです。
今回の「軽井沢 香りのクラフト 柚子」はどんなもんでしょうか。
国産柚子を贅沢に使用し、スッキリとした味わいとジューシーで心地よい柚子の香りの「軽井沢 香りのクラフト 柚子」は、ビールが苦手な方にもおすすめです。柚子由来の爽やかな香りとスッキリとした飲み口で料理の美味しさを一層引き立てます。どんな料理にも合いますが、湯豆腐や温かいお蕎麦など繊細な和食との相性が良いです。
引用:公式サイトの説明より
すっきり爽やかで繊細な和食と相性が良い…とのことですが、柚子とビールの組み合わせを飲んだことが無いわたしには、味の想像が全く想像できません。
柚子っぽさが何だか不思議!ビールじゃないみたいなビール
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家飲みに一品追加!簡単おつまみレシピ まとめ
これがねぇ…すっごい不思議なビールだったんですよ。
確かに柚子の味がする。柚子のビールなので柚子の味がして当然なのですが…もう一口飲んでみると、うん、柚の味がする(大事なことなので2回)。
ビール的なクセというかホップの苦みなども少なめに設定されており、それも含めて柚子の風味ととてもよく合っている。
ただわたしが最近めっきりIPAづいていたこともあってか、そのビール的なクセの弱さがとっても不思議に感じるのです。初めての柚子風味と相まって尚更。「甘くないリキュール」と言ったらいい過ぎかなぁ…ビールなんだけどビールじゃない、違うお酒を飲んでいるような感覚。
ここで原材料をチェックしてみたら今まで見たことのない食品の名前を発見しました。
…米!
ビールの原料として「米」が使用されるという事実
柚子にプラスして米!
これって普通のことなんでしょうか。米ってビールに入れるもんなの??
…と思って調べてみたら、これがまたそうらしいのです。
ビールの原料はそれぞれの国によって異なった使い方がありますが、日本では酒税法により、麦芽・ホップ・水のほかに副原料として、米・とうもろこし(コーン)・でんぷん(スターチ)・糖類等を使用することができます。それぞれのビールに使用された原料(水を除く)はラベルなどに表示されています
引用:ビールの豆知識|ビールの造り方|ビール酒造組合
いやぁ~知らんかった。お酒って奥が深くて本当に面白いですね。米やコーンスターチは味の調節に使用されるんですって。
そう思って飲むと確かにお米のまろ味のようなものをほのかに感じます。このまろやかさも最近飲んでいたIPAの逆をいくような要素なので、余計に舌が混乱したんだろうな。
お酒としては説明書きの通り、スッキリとした味わいの中に柚子が香り、非常に爽やかで美味しいお酒でした。
「柚子のビールとはこういう味なんだ」と分かった上で、そのうち再挑戦してみるつもりです。
以上、軽井沢ブルワリー「軽井沢 香りのクラフト 柚子」のご紹介でした。