過ぎ去りし年の瀬のこと。
お正月用の食材を買い込むために向かったスーパーは、同じように年末の準備をする人々で大賑わいでした。
鮭の幽庵焼きなんてお正月らしいかな?と、人垣をかき分けてお魚コーナーに向かったはいいものの、なんと生鮭が無い。探せども探せどもあるのは塩鮭のみ。
いわゆる「スーパーのお正月メニュー化」で生鮭が消えてしまったのでしょう(時期的なものもあるのかな)。無いものをとやかくしても仕様がないので、代わりに鶏モモ肉を幽庵焼きにしてみることにしました。
グリルを使って鶏もも肉の幽庵焼きを作る
今回は、以下2つの料理を組み合わせて作ってみました。
材料(4人分)
- 鶏もも肉…500g
- 醬油・酒・みりん…各同量
- 柚子(今回はカボス)…少々
鶏もも肉をタレに漬け込む
鶏モモ肉はたっぷり500g。
最近、育ち盛りの上の子がよく食べるようになったので、家族みんなでこのぐらいはペロリと食べてしまうのです。その内もっと増量しなくちゃいけなくなるだろうなぁ。
表面の余分な脂や余った皮などを取り除きつつ、等分に切り分けます。
そうしたら醬油・酒・みりんがそれぞれ同量と、ゆず(手に入らなかったので今回はカボス)の搾り汁を加えたタレに漬け込んで。
折を見て上下を返しつつ、このまま1時間ほど漬け込んでおきます。
漬け込んだ鶏もも肉をグリルで焼く
約1時間後、色よく漬かったもも肉を皮目を下にしてグリルに並べます。
この時、漬け込んだタレは必ず取っておいてください。
表面の脂がぐつぐつとしてきたら、裏返して。
後は、もうすぐ火が通るかな?といった頃合いで、先ほど取っておいたつけダレをスプーンか刷毛で表面に塗り込みながら焼き上げればOK。
皮はグリルでパリッと!中は味が染みてジューシー!
画像では焦げすぎの様に見えますが、実際は焦げる直前のパリッと香ばしい状態に仕上がりました。
やっぱり鶏モモはグリルが一番おいしく焼ける!と個人的には思っています。
表面の水分は程よく抜け、逆に中は肉汁が滴るほどにジューシー。
柚子(しつこいようだが今回はカボスだ!)の効いた幽庵焼きのタレがよく染みて、箸が止まらない美味しさ。読み通り子どもたちにも好評でしたよ。やったぜ。
漬け込む時間さえ考慮すればめっちゃ簡単な料理ですので、ぜひ作ってみてください。