ロゴマーク 2025/05/28 プラモデル

町田のささやかな積みプラを晒してみる

ライター町田
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 最近では年に一体作るか作らないか程度のものが「趣味」と呼べるかどうかはその人の裁量に任せるとして、わたしの趣味であるガンプラ製作も歴だけ見ればおよそ6年になった。

 一つ買ってはタイミングを見て作り、完成したらまた一つを大事に買って、というようなわたしの地味なルーティンにおいて、積みプラなどということには決してなるまいと思っていたのに、気が付いてみると倉庫には未作成のガンプラが、非常にわずかながらではあるが積み上がっていたのであった。恐ろしいぜ積みプラ…。

なぜ人はプラモデルを積むのか

 というわけで、今回の記事ではわたしが所有するそのわずかな積みプラ(具体的には4つ)をご紹介しようと思う。もっともベテラン諸氏から言わせるとこの程度は積んだことにならないのかもしれないね。

HG 1/144 クスイ-ガンダム

HG 1/144 クスイ-ガンダム
とにかく箱がデカい

 そもそも「クスイー」って一体…とググってみたら、なんでもギリシャ文字の14番目だそうで、アムロ・レイが最後に搭乗したνガンダムの「ν」の次の文字として、その精神を引き継ぐ機体という意味で「Ξ(クスィー)」という名前になったんだそうな。へぇぇぇぇかっこいいぞ。

 こいつは数年前にわたしの誕生日プレゼントとして家族からもらったものだ。

 画像で伝わるかどうかわからないが通常のHGに比べると特別大きなサイズの箱に入っており、さらにプレゼントでもらったという特別感も加わって「このプラモデルは今まで以上に真剣に作らなくては!」という気持ちがオーバーロードした結果今の今まで作れずにいる。

 閃光のハサウェイについては随分昔に小説版を読んだだけで最近の劇場アニメは見ておらず、よってあらすじも大まかなところしか覚えていないが、やはりあのラストシーンだけは頭から離れない。ブライトさんの人生をフィルターとして、戦争の虚しさのようなものが脳天から直接注入されたような感触。もっとも、その後イデオンなどを見た後なら富野さんが描きたかった戦争ってまさにそういうことなんだろうなというのはわかる。

 アニメではどこまで描かれているのだろうか。願わくば富野さんに撮ってもらいたかったなぁ~っていう気持ちを表明すると即老害扱いされちゃう今の風潮はホント勘弁してほしい。「ガンダムが好きなわけじゃなくて富野さんが携わって出来た物語が好き」っていうだけのことなんだから。それなら当然そうなるでしょ。好きな作家、脚本家、作曲家、歌手、監督、選手、みなさんそれぞれ好みがあるかと思うが、ただそれだけのことだ。

HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ

HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ
どことなくファンタジックな質感

 グエルの異母兄弟であるラウダ・ニールの駆るモビルスーツ。

 アスティカシア高等専門学校パイロット科3年で、ジェターク・ヘビー・マシーナリーの御曹司…というのは件のラウダ・ニールさんの説明として外箱に記載されていた文言だが、もう全部忘れちゃってちょっと何言ってるかわからない。

 実はこれももらいもの。わたしよりガンプラをずっと上手に、しかもたくさん作っている友人から、「余ったから」という理由で譲り受けたのだが実際はプレゼントのようなものだと思っている。だから「このプラモデルは今まで以上に真剣に作らなくては!」という気持ちがオーバーロードした結果今に至るまで作れずにいる。

 あらためて見ると独特のフォルムでかっこいいモビルスーツだなぁと思った。だがどんな場面でどんなふうに活躍したのかは全く思い出せない。すまないラウダ・ニールさん…。

HG 1/144 GQuuuuuuX ジークアクス

HG 1/144 GQuuuuuuX ジークアクス
すっごい特徴的な形をしたガンダムよね

 話題の新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。主人公機であり番組タイトルをその名に冠したこのジークアクスは、やはりプレゼントとして先日頂いたばかりのものだ。

 なので「このプラモデルは今まで以上に真剣に作らなくては!」との思いがオーバーロードする前に何とか手を付けてしまいたいと画策中。幸い(?)現在制作中のスコープドッグはいつまで経ってもパーツ補充されないし…。

参考ページなんとか素組完了(?)!【スコープドッグ#7】

 ガンダムそのものが好きなわけではないわたしとしては、水星の魔女だって別にガンダムにしなくてもよかったのになぁというのが正直な感想なのである。その方が「新ロボットアニメ」としてのワクワク感があるし、わたしとしては断然新鮮な気持ちで楽しめる。が、このジークアクスはガンダムでなければ成り立たない稀有な作品と言えよう。元々の「機動戦士ガンダム」をこんな形で物語に取り込んで、かつ新しいものを作るというアイデアにはそれだけで脱帽だ。この先どんな物語が展開されていくのかしらねぇ。

RG 1/144 νガンダム

RG 1/144 νガンダム
RGらしい密度感

 初めて逆シャアを見たのは小学校低学年の時だった。今振り返ると物語の全てを理解できていたとは到底思えないが、それでも芯から打ちのめされて、その後のわたしの嗜好や人生観にも大きく関わったと断言できる作品。見返した回数は数えきれない。

 あるとき店頭で見かけてなんとなく購入したのだが、パーツもやたら細かいし、そもそもわたしの好きなνガンダムのフォルムとちょっと違うし、なんかねぇ…めっちゃかっこいいのはわかるんだけどゴツゴツしすぎじゃない?っていう…いや、その密度感こそがRGの良さなんだっていうことはわかるんだ。だから作ったら絶対気に入るだろうとは思うんだけど、なんだかその勢いがつかなくてこうして積まれちゃってるんだなぁ。

 というわけで、わたくし町田の積みプラは以上の4体だ。

 そのほとんどが、せっかくの頂きものだから…と意気込み過ぎた結果、作り始めることが出来なくなって積みプラ化してしまったというオチ。文字通り気持ちが空回りしてしまっているぞ!

 このまま作れないのでは逆にプレゼントしてくれた方々に申し訳ないので、自分の実力は実力なんだからどこかで諦めて、とにかく形にしてやろうとあらためて決意した次第。がんばるぞ。

 それでは。

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