カレーライスが嫌いだという人がいるだろうか。いや、いない。少なくともわたしの周りには一人もいない。すごい。
むしろ、みんなカレーライスが大好き。
辛い物が苦手なわたしの子どもたちも、カレーライスなら多少辛くても食べてくれる。それぐらいカレーライスはすごい。
そんなわけで、我が家では頻繁にカレーを作ります。
子どもが産まれてからは主にカレールーを使用して手軽に作っていますが、今日はわたしのお気に入り「ゴールデンカレー」を使ったポークカレーの作り方をご紹介します。
ゴールデンカレーを使ってポークカレーを作るよ
材料(4人分程度)
- 豚こま肉…400g
- 玉ねぎ…中型2玉
- ニンジン…1本
- ジャガイモ…中型2個
- ゴールデンカレー…半箱分
- 水(お湯)…750ml
- 酒…一振り
- 塩…一振り
- コショウ…少々
- バター1片
- ハチミツ…お玉半分程度
- ローリエ…2枚
- ニンニク…大型1片
以上、分量はあくまで目安ということで。
子どもがよく食べるのでお肉は少し多めに使っていますが、まぁその辺は適当に。お好きなように。
材料の下処理
玉ねぎは薄くスライスして鍋の中へ。
塩を振って混ぜ合わせて置いておきます。
みじん切りにしなくてもスライスで全然OK。その方が炒めやすいし、どうせ煮込む過程で形が無くなってしまうので。
ジャガイモとニンジンは一口大に切っておきます。
続いてはお肉の処理。
お肉は安価な豚こまを使用するので、やっぱりそのままでは少し臭みが残ってしまうんですよね。なので、食べやすい大きさに切った後、お酒とコショウを全体に振って置いておきましょう。
食材の臭み取りって、お酒かコショウか、普通はどちらか片方ですよねぇ。
わたしは体験的にこの方法のほうが臭みが取れるのでこうしていますが、気に入らない方はどちらか一つにしてくださいね。
調理開始!
お肉の臭みを抜いている間に玉ねぎを炒め始めます。
この頃になるといい感じに水分が出てきているはずですので、そのまま油を入れて火にかけましょう。玉ねぎの個体差や気候にもよりますが、20~30分程度で以下のような飴色の玉ねぎが出来上がります。
わたしの場合、特に重視しているのは色より「匂い」。
炒めていくとまず玉ねぎの青臭い香りがとび、甘い匂いが立ち上ってきます。その後もう少しすると甘さが香ばしい匂いに変化。そうなればOKです。
使用する玉ねぎによっては、その時点でまだ白っぽい色をしている場合もありますが、それでもそこで炒め終わりです。
いっても普段の料理なのでね。拘り過ぎると大変でしょ。
ここでさらにバターを追加して、野菜類から炒め始めていきます。
これ結構珍しいんじゃないかなぁ~と思うんですけど、今まで何度となくカレーを作る中で、わたし的には「野菜から炒め始めた方が美味しい」ということに気が付いたのです。
もっとも、大ぶりのお肉をしっかり煮込んで使いたい時などは、お肉の表面にちゃんと火を通して置いた方がいいと思うのですが、豚こま程度ならねぇ。むしろ野菜の方をしっかり炒めたい。
ゴールデンカレーを半箱分使用する場合、水の分量は750mlになりますので、きっちりと測って分量通りに入れます。わたしは早く沸くように給湯器のお湯を使っています。
沸いたらアクをしっかりとって、残りの材料を入れましょう。
そうしたら蓋をわずかにずらした状態で、弱火で15分煮込む。
15分経ったらいったん火を止め、ルーを放り込んでおきます。
この時点で真剣に混ぜる必要はありません。蓋をして置いておき、5分ほど経ったら鍋をゆすっておく程度でいいでしょう。
あとは仕上げを残すのみ。
ゴールデンカレーを使ったポークカレー 完成
夕方家族が帰宅し、夕ご飯になる10分前ぐらいになったらカレーを再び火にかけます。
焦がさないように弱火で温め、とろみがついてきたら完成!
我が家では10日に一度はカレーを作りますが、その度に「何か足りないな」と感じる部分を微妙に調節してどんどん自分好みに近づけていった、まさに、俺のポークカレー。
そもそもカレールー自体が始めから美味しいので、わたし好みの調節とはいえ比較的万人受けする味なのではないかと思います。少なくとも、我が家では家族みんなの大好物ですよ。
ぜひお試しください。