HGオリジン版 旧ザク制作第4弾!
前回記事:ゲート処理と合わせ目消し 前編【HGオリジン版 旧ザク#3】
前回、恐らくキレイに消えないであろう「困った合わせ目ちゃん」をいくつかご紹介しましたが、そのためのアイデアを仕入れてきましたので、今回はそれを試してみようと思うのです。
↓オリジン版HG旧ザク制作記事まとめ↓
接着剤で溶かしたランナーを使ってキズを埋めてみようぜ
さて、件の「困った合わせ目ちゃん」はこいつらです。
妙に深い合わせ目が憎い。
前回も書きましたが、恐らくは「モールドとして捉えてもいいぜ」的な優しさなのでしょう。しかし、わたしは消したいんだ。でもこのまま普通に接着しても絶対消えない。ハッキリわかんだね。
似たような「困ったちゃん」として、ゲートを切る時のダメージがパーツ内部まで及んだパターンとか。
ぜひ何とかしたいところです。
果たしてそのアイデアですが…答えはタイトルの通り!
接着剤で溶かしたランナーを使ってキズを埋めてみようぜ!
前回制作したHGグリモアでは、ランナーをプラ板のように使用して工作しましたね。
今回も似たような工作ができたらいいなぁ…と一応ランナーは捨てずに取っておいたわけですが、コイツを溶かしてパテのようにしてやろうというわけ。
ネットの情報では「ランナーパテ」という名前だそう。
空いた塗料ビンなどに切り分けたランナーと接着剤を入れ、一日置いてドロドロのパテ状にしてから使用するのが一般的みたいですよ。
とりあえずわたしはそんなに本格的な処置をするつもりはないので、自分なりの簡易版でやってみようかな。
使う分だけランナーをスライスして。
接着剤(タミヤの白蓋を使用)を数滴加えておよそ5分。
他パーツのやすり掛けなんかをしていたらあっと言う間ですよ。溶解力が半端じゃない。
こいつを例の合わせ目や、気になるキズに当て込んでやればOKです。
うむ。いい感じに見えますなぁ。
うむうむ。こちらもいい感じに見える。
※頭部の接着は考慮中のアイデアがあるので今回は行いません
ただ、唯一の懸念材料としては接着剤に白蓋を使っているところでしょうか。
参考:【無塗装派】合わせ目消しで変色しにくい接着剤&接着方法を検証
上記の検証記事の結果、白蓋は白化しやすい性質があることが分かっています。
今回の作業も本当は緑蓋(流し込みタイプ)を使って行いたかったのですが、なにせ速乾性のためランナーが溶ける前に乾いてしまうんじゃないかと怖かったんですよ。
さて、どうなることやら。
結果は次回!
↓オリジン版HG旧ザク制作記事まとめ↓
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