我が家では、生協の関係で一次的に卵の在庫を抱えてしまうことがあり、そういった場合は煮卵をたくさん作り置きすることもしばしば。
今回は、わたしなりの「簡単で失敗の少ない煮卵の作り方」をご紹介しようと思います。
水から茹でて、沸騰してから時間調節せよ。
材料
- 卵…好きなだけ
- しょうゆ・酒・みりん…全て同量
まずは半熟のゆで卵を作ることから始めます。
卵はお尻の方をスプーンなどで叩いて僅かなヒビを入れ、水を張ったお鍋にそのままイン。
半熟を狙って時間の計測を始めるのは、沸騰してからなのです。
こうすると水だけでなく卵も含めて、お鍋全体がおおよそ100℃になってからの時間が計測できるんじゃないかな~と考えているのですが、どうなんでしょう。
実際はご家庭によってお鍋の大きさも違うし、状況によって茹で始める卵の温度も違うし、だとすると「既に沸いたお湯の中に卵を入れて時間を測る」っていうのはどうもムラがある気がしてならない。
よってこの方法なわけですよ。
なんだか作戦に見落としがあるような気もしますが、とりあえずわたしはこの方法で大きな失敗をしていないんだからいいじゃないか。
沸騰してから、柔らかめの半熟で7分、固めの半熟なら7分半、ぐらいがベストかな?
もっとトロトロにしたければ6分半、逆に固めに仕上げたいのなら8分、というように30秒刻み程度で調節してみると、調理状況により始めは失敗したとしても、いずれはベストな茹で時間が発見できると思います。
各自、がんばれ!
茹で上がったら冷水にさらし、十分に冷やしてから殻を剥いておきましょう。始めに入れたヒビのおかげでかなり剥きやすくなっているはず。
わたしはこの殻を剥く作業で失敗すると、なぜかものすご~く悔しい気持ちになり、これでもかというほど気分が荒み、料理をする気がゼロになり、妻に当たってしまう。
なので殻には必ずヒビを入れ、夫婦関係にヒビが入らないようにしているわけなのです(ドヤァ)。
漬けタレは、しょう油:酒:みりんが同量を基本に。
この間に漬けタレを準備します。
タレの配合は【しょう油:酒:みりん】が同量を基本に、その時の気分で調節すればいいじゃない。アルコールは煮切っておけばいいじゃない。
甘じょっぱい方が良ければお酒を少な目に、しょうゆとみりんは同量。
おつまみ用に濃い目な味付けにしたい場合は【しょう油3:酒1:みりん2】ぐらい。とか。同量を基本にして、何度か作る中で配合を変えていけばお好みの分量が見つかるはずです。
各自がんばれ!
煮卵完成~!
作ったのはお昼頃。
時折上下を返しながら漬け込んで、およそ6時間後の夕飯にいただきました。
狙い通り「固めの半熟」になりました。
着けた時間はたかだか6時間ですが、ご飯のおかずとしてなら十分食べられる程度には漬かっていますよ。美味しい!
スーパーで買ってくるような、中まで色の入った状態まで漬かるには一晩置いておくぐらいでは足りず、2~3日が必要です。
おつまみにするならじっくりと漬け込んで、待つ時間も楽しみながら、いい色に漬かった煮卵をビールでいただくのもいいですよね。
ぜひ作ってみてください。