「エールビールの傑作
魅惑のゴールドと繊細で奥深いフルーティーな風味が特徴です」
-軽井沢エール エクセラン 缶の文言より
自ら正面切って「エールビールの傑作」を名乗る、なんとも潔いビールだと思いませんか。今回は軽井沢ブルワリーの「軽井沢エール エクセラン」をご紹介します。
エールビールの傑作 軽井沢エール エクセラン
原材料には小麦麦芽も使用されているようですが、大麦麦芽については「カナダ製・ドイツ製」とその産地まで記載されています。なかなか珍しい書き方ですよね。産地にまでこだわってるぞ!という気持ちの表れなのでしょう。さすが傑作。
ていうかよく考えたらコイツ、軽井沢ビールじゃなくて軽井沢エールなんだなぁ…
参考:THE軽井沢ビール公式サイト | クラフトビール(地ビール)
軽井沢ブルワリーが展開するラインナップである「THE軽井沢ビール」。わたしも何度か頂いていますが、どれもこだわりの感じられる美味しいビールでした。
参考:ビールじゃないみたいなビール「軽井沢 香りのクラフト 柚子」
そのラインナップの一つでありつつ、その名は、軽井沢ビールの「エール」ではなくそのものずばり『軽井沢エール』。…さすが傑作。
シトラホップの爽やかな柑橘系の香りとギャラクシーホップの甘いトロピカルフルーツの香りが主役のエール。
軽井沢エール<エクセラン> 公式サイトより
アロマホップの一種であり、香りづけに使用される「シトラホップ」はよく聞く品種だとしても…ギャラクシーホップ??
やけに宇宙的なネーミングだが…はやぶさがイトカワから持ち帰ったホップなのかな?
さすがは傑作…。
まさに「傑作(私のゲシュタルトが崩壊)」ラガー好きにもエール好きにもお勧めできるビール
ラガー酵母(下面発酵酵母)を使用して醸造された、のど越しが良くスッキリとした味わいが特徴の「ラガービール」。対して、飲みごたえのある芳醇な味わいを特徴とした、エール酵母(上面発酵酵母)で醸造される「エールビール」。
そしてこの軽井沢エールは、その両方の特徴をバランスよく持ったビールだと言えるでしょう。一口飲んだ時「あ、そういう意味の傑作なんだ」と妙に納得させられてしまったという。
爽快感やのど越しがありつつもその味わいは芳醇でフルーティー。適度な苦味も心地よい。エールビールという語感から想起されるような、所謂「クラフトビール風味」はそれほど感じませんでしたが、ゆえに、普段はキリンラガーしか飲まない私の父のような人にもおすすめできそうです。
本っ当にバランスが良くて、美味しい。
いい意味でクセの無いビールですので、スーパーなどで見つけた際はぜひお気軽にお試しください。
以上、軽井沢エール エクセラン のご紹介でした。