家飲みにちょい足し!簡単おつまみを掲載している「おうち居酒屋」シリーズ。
以前「ぼたんこしょう」という名前のピリ辛とうがらしを醬油漬けにしていただく、という食べ方をご紹介しました。
大好物なのですが、何しろ時期にならないと出回らない食材なので、いつでも食べられるわけでは無いというのがニクいところ。まぁ、そういった季節感も込みで楽しめるのが地場食材の魅力でもありますよね。
先日いつものスーパー「ツルヤ」にて、「沖縄産 肉厚ピーマン」というぼたんこしょうによく似た形のピーマンを発見しました。本当に形がそっくりだったから、思わずしょうゆ漬けにしてみたくなっちゃって。
↓まとめページもあわせてどうぞ↓
沖縄産の肉厚なピーマンをしょうゆ漬けにしてみた
ほら、そっくりでしょ?
実はぼたんこしょうと間違えて手に取ったんですから。「え?今年早すぎない?」と2度見しつつ手に取ったら沖縄生まれの別人だったという。永島昭浩だと思ったら川平慈英だったという。
価格は3つで150円前後だったと思います。空きビンのストックが小さいサイズしか無かったため、そのうち2つを使うことして、食べやすい大きさにカット。
非常にしっかりとした実です。普通のピーマンの1.5倍~2倍はあろうかという厚さのため、出ざわりはパリッと固い。
いい匂いが辺りに漂い、このまましょう油を垂らして喰らいつきたい衝動にかられますが…もう少し我慢だ。焼き目が付いたところで、フライパンを振りながら引き続き炒めていきます。
その固さのため始めのうちはカラカラと音がしていたものが、10分ほどでしっとりとした感触に変わってきました。
とはいえ、普通のしょうゆ漬けを作っても面白味がありません。ひみつ道具を使ってもっとぼたんこしょうに寄せてみたい。
ピーマンと唐辛子を足したらそれはもうぼたんこしょうだろ、ということで。やってみようじゃないか。
輪切り唐辛子が中の方に入り込んでしまったため写ってはいませんが、実際は画像から伝わるイメージよりも、かなり多めの量を混ぜ込んでいます。参考までに。
もしかしたらボタンコショウより食べやすいかも
お昼に仕込んで、夕飯時にはこの程度の色に漬かりました。肝心の味ですが、これが実に旨い!狙い通りのチョイ辛とうがらし的な味に仕上がりましたよ。この味なら沖縄のカビラも「くぅぅぅ~…!いぃんです!!」と唸りを上げることだろう。
これはもしかしたら、本家ぼたんこしょうより食べやすいかもしれません。
ぼたんこしょうって、結構辛さや味にムラッ気があるんですよね。個体差が大きいというか。全然辛くないものがあったと思えば、妙に皮っぽくて味気ないものがあったり。もちろん逆に大当たりする時もあるし。
この作り方なら、型のいいピーマンを使って、輪切り唐辛子の量で辛さを調節しつつ、自分好みの味にカスタマイズすることが出来ます。そして…やっぱり乾燥唐辛子がいいのかな?わたしの好きな「唐辛子風味」も強めに感じる。実にいいね。
しかし、ぼたんこしょうにはぼたんこしょうの良さがあるのも事実です。多少のムラッ気などなんのその、わたしにとって夏本番を感じられる大事な食材であることに変わりはありません。
もうすぐ店頭に出回り始めるのを心待ちにしつつ、それまではこの作り方で楽しもうかなぁ、なんて思っています。
以上、「沖縄産 肉厚ピーマンの辛しょうゆ漬け」の作り方をご紹介しました。
↓まとめページもあわせてどうぞ↓
家飲みに一品追加!簡単おつまみレシピ まとめ