HG ガンダム(リバイブ版)制作第8弾!
前回記事:胴と肩の工作【HG ガンダム(リバイブ版)part7】
前回予告した「ディティールアップ沼地案件」はもう少し先送りすることとして、今回は閑話休題。
足裏のパテ埋めに四苦八苦した話でもお伝えしましょうかね。
↓HGガンダム(リバイブ版)制作記事まとめ↓
樹脂系接着剤で溶かしたランナーパテには気をつけろ!
今までは全く気にしてこなかった足裏の肉抜き。
HGグリモアの時などは、なんならアウトドアの靴っぽくてカッコいいなとまで思ったという。
ただ、今回のHGガンダムはプロポーション工作に初挑戦したという気概もあり、どうせならこの勢いのまま足裏の肉抜き補修にも初挑戦してみようと。
そんな気持ちで手を出した工作だったのですが。
樹脂の粘度が想像以上で上手く削れなかったんだよね
もちろん穴埋めに使用するのはランナーパテです。
そもそも普通のパテ(と言っても色々種類があるようですが、どれも使ったことが無い)を所持していないわたしにとって、これが唯一の選択肢なのだ。
こいつを穴と言う穴にぶち込む。
ランナーパテを盛る量が足りないように見えるのは、穴があった場所もディティールとして利用してやろうと思っていたから。
乾燥後に上手いことデザインナイフで削り出してやればカッコいいつま先になるのかな~なんて思っていたのです。
…この時は。
ところが、乾燥期間を数日設けたところで実際に刃を入れてみると。
ネチョネチョしてて削れねぇ~!
完全乾燥していないパターンとはまた違う(もしかしたらその要因もプラスされているのかもしれませんが)、今まで経験したことのないタイプの粘り気。
シャープな切込みを入れることもできなければカンナ掛けなんてもっての他です。一刀一刀が、ボソッ、ネチョッ、ボソッ、という有様で全然形を出すことができません。
今回ランナーパテの作成には樹脂系接着剤である白蓋のタミヤセメントを使用しましたが、感覚的にこの不思議な粘り気・弾力はまさに樹脂!ブヨブヨした樹脂の塊りを無理くり彫刻しようとしている感じ。
初心者なりに今まで何度も失敗をリカバーしてきたつもりですが、今回についてはこの画像以上の状態に持っていくことができませんでした。無念…。
そんなわけで、ランナーパテの再登場です。
それでもなんとな~く形を作って、これにて完成としました。
悲しいほどの更地。
こんなことなら穴ぼこだらけの方が構造として面白味があったように思えますが…今さら言っても仕方あるまい。
失敗からわかったこと
今回は部分塗装前提の工作が多く、足裏もどうせ塗るだろうということで変色を恐れず白蓋を使用しました。乾燥が遅いので何かと使いやすいんですよね。
参考:【無塗装派】合わせ目消しで変色しにくい接着剤&接着方法を検証
現段階では予想の域を出ませんが、やはりあの感触は樹脂のように思えます。
乾燥後にプラと「樹脂」が塊として残るということであれば、白蓋で作ったランナーパテは穴埋め作業には不向き。逆に緑蓋なら乾燥後に硬質のプラだけを残せるのかもしれません。実際に使用感に違いがあるのか、ぜひ一度比較しておきたいですね。
…っていうか!
どうせ部分塗装するならランナーパテ使う意味ねぇし!
今まで成型色を活かすために使用してきたランナーパテやランナープラ板。落ち着いて考えたら、塗るつもりなら色が違っていてもいいんじゃん?じゃあ普通のパテを初使用してみるチャンスだったじゃん!
経験がないため、現段階では普通のパテなら楽に整形できたのかどうかすらわかりません。機会損失!実にもったいない…。
今回はいいとしても、今後のために本物のパテやプラ板を買い揃えておこうかな~なんて。
そんなことを思った初夏の夜でありました。
それでは。
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