HG ガンダム(リバイブ版)制作第10弾!
前回記事:ロマンティックとディティールアップが止まらない【HG ガンダム(リバイブ版)part9】
這う這うの体でディティールアップ沼から脱出し、「いよいよ完成が見えてきました」とまで書いて結んだにも関わらず、表紙画像の通りまたしてもHGガンダムがバラされている。
一体何が起きたというのであろうか。大袈裟。
↓HGガンダム(リバイブ版)制作記事まとめ↓
「ヒケ」を発見したことで表面処理ってやつをしてみたくなった
きっかけは脛パーツでした。
今までのやすり掛け中には見えなかったのですが、ある時、光の加減によって②のライン(もちろんその下にあるラインも)に気が付いたのです。
観察してみると、どうやら裏側に①の支えがあることによってパーツに凹みができ、その凹みにやすりが当たらなかったことによりこのような見た目になっているみたい。
…これってまさか、ヒケ?
噂には聞いたことがある「ヒケ」。巷のモデラ―たちは表面処理の一環としてこのヒケを慣らすらしい。それならわたしもやらなくては。後ハメ加工を成功させたスーパーモデラ―であるわたしもヒケを処理しなくては!
脚部の表面処理(新たな沼地への誘い)
400番の神ヤスで慣らし、800番で整えておきました。チョロいぜ。
同じように両足を処理していたところ、太ももにもヒケ…というか、キズ?があるのに気が付いたり。
平面だけ慣らすと違和感が出るので、バランスを取るためC面にもデザインナイフでカンナ掛けを行っています。もちろん脛パーツも同様です。
こうなってくると、ヒケを処理した部分と処理していない部分が混在していたらバランスが悪いですよね。というわけで他パーツにもやすりを当ててチェックしてみることに。
表面にやすりがけ+C面にカンナ掛け。
この程度の処理でも、わたしの稚拙なテクニックではかなりの時間がかかります。でもバランス的に脚部を終えたら他の箇所もやらなきゃおかしいですよね。
そして脚部の表面処理が終わる頃には、いよいよモールドの甘い部分も気になってきていました。
…
終わった…。
脚部モールド&形状の境目をスジボリ
前回と全く一緒…「バランス地獄」っ……!
わき目も降らず真っすぐに沼地に向かい…涼しい顔で沼地入りっ…!肩まで泥に漬かってから焦り出すなんて……
少しも学習していないっっ…!!(ザワ…ザワ…)
何気なく脛パーツに施した表面処理。前回に引き続きその本質は「これから全身のヒケをばっちり消してC面もパキッとさせるぜ」というやる気満々の宣言だったのである。
しかもモールドまで掘り始めちゃってるし。
下の矢印はまだわかりやすいかもしれません。別パーツに見えるよう、形状の境目をニードルとデザインナイフでスジボリしています。
上の矢印部分、太もものモールドにもスジボリしてるんですけど、違いがわかりにくいですよね~意味あんのかなコレ。さらに膝の丸モールドの縁にエッジが欲しくなって削り出したりしているんだぜ…。どうしてこんなことに…。
この後の部分塗装を考慮してパーツはバラしたままにしてあります。
胸パーツの表面処理&胸部フィンのシャープ化
次に目についたのは胸部フィン。
処理後はフィンの先が薄くなっているのがお分かりでしょうか。表面処理中に厚みが気になってしまったのです。なんで気になっちゃうんだろう。もうダメだ。
800番ではまだまだ画像に撮った時のザラつきが目立ちますねぇ。今回もつや消しクリアでトップコートをするつもりなので、最終的には気にならなくなると思います。信じてます。
腰部フロントアーマーをきつくしたり
腰部パーツの表面処理ついでに、フロントアーマーの問題を解消しておくことにしました。可動部が緩くてポージングが取りにくかったんですよ。
浮いた状態でキープできるようになりました。目標達成。
頭部の表面処理とスジボリ
ガンプラって、そう思って見ると意外とモールドが甘い部分があるものなんですねぇ。
光の加減では無く、矢印部分の陰影はデザインナイフで削り込んだ結果です。こうしてみると逆サイドはまるでモールドが無いみたい。
右もやったら左も。前もやったら後ろも。だってバランスが取れないからね!
別パーツに見えるように境目をスジボリ。しつこいようですがこれだけでもメッチャ時間がかかります。上手な人がうらやましい。でも、やらないことには納得がいかないんだよなぁ…。性格の問題ですな。
というわけで今日はここまで。
全く手を付けていない武器類を含めると、進捗状況は60%といったところでしょうか。まだまだ時間がかかりそうですが心健やかに頑張ります。
それでは!
↓HGガンダム(リバイブ版)制作記事まとめ↓
ガンプラ初心者の作例まとめ【エアブラシ不使用】