HGグリモア制作第7段!
前回記事:部分塗装 後編【HGグリモア#6】
やっとのことでつや消しクリアを吹く件までたどり着いたぜ。お疲れ。
通常であれば肩身の狭い思いをしながらベランダでスプレーするのですが、勝手の悪さを少しでも改善すべく、簡単な塗装ブースのような物を自作してみることにしました。
↓HGグリモア制作記事まとめ↓
塗装ブース(みたいなやつ)を自作!
始めにことわっておきますが、結果的に大したものは出来上がりませんので、ご期待することの無きようよろしくお願いしまする。
前提として、塗装ブースを作ることによって改善したいのは主に以下の2点でありました。
改善したいこと
- 塗料が風で舞って近所迷惑
- シンナー臭がすごくて近所迷惑
塗装の出来うんぬんよりも、気になるのはやっぱりご近所様への配慮。
どちらの問題についても、実際どの程度の被害を拡散しているのかは定かではありませんが、とにかく、わたし自身が気になってしまって塗装に集中できないわけですよ。
そこで用意したものがこちら。
キッチンの換気扇に装備する「レンジフードフィルター」です。
こいつと段ボールを組み合わせることで何とか塗装と匂いを濾し取れないかな~って。
画像ではわかりにくいのですが、マジックテープは縦に8等分されていました。予想外の付属品でしたが、レンジフードを装着するにあって利用できそうですね。
段ボールはブースの大枠として用意し、レンジフードフィルターをマジックテープを使って設置します。
見た目はそれなりに見えますが…使用感はいかに。
実際に塗装ブースを使ってみた
それでは早速。
シンナー臭対策の一環として、今回は水性の艶消しクリアを使用してみることにしました。
ベランダに自作の簡易塗装ブースを設置し、出来るだけブースからはみ出すことの無いよう気をつけながら全パーツにスプレー。
果たして使用感は( … ゴクリ)
結論から言うと、無いよりマシ、という程度。
何も準備せずベランダでスプレーをしていた時に比べて、舞い散る塗料は1/3程度でしょうか。風向きに寄りけりなのですが、全然散らない時もあれば思いっきり拡散するときもあります。
臭いも同様。
水性のつや消しトップコートを使用したため、ラッカー塗料のシンナー臭よりははるかに軽微ですが、それでも風向きによっては辺りに臭いが漂います。
…っていうか1/3ならそれなりに吸収できている気もするなぁ。わたし自身の期待が高すぎたのだろうか。
いずれにしても、今後この塗装ブースを改良するとして、より吸収の精度を上げるには、風向きにかかわらず塗料をフィルター側に吸引できるような設備が必要そうだなぁ、というのが今回の結論です。
そうするとやっぱり、普通の塗装ブースみたいな「換気扇」ということになるのだろうか。
ホコリが入ってしまったパーツのリタッチ
後日、トップコートが乾いたところでパーツをチェックしてみると、一部のパーツにホコリが混入していることがわかりました。
目立たないものは無視してもいいのですが、明るい色のパーツでは混入したホコリがとても目立ちます。
あまりにカッコ悪いので、一度スポンジやすりで削り落としてリタッチしました。
よく見ると、リタッチした部分の色合いに差が出てしまっています。
でもホコリが入っているよりいいでしょ。どうせこの後ウェザリングをすればそれほど目立たなくなるハズ。
次回はそもそもホコリが入らないように気を付けることにしよう。
今日はここまで!
次回はウェザリングです。
↓HGグリモア制作記事まとめ↓
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