ロゴマーク 2019/11/14 プラモデル

超簡易「自作塗装ブース」でつや消しクリア【HGグリモア#7】

ライター町田
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HGグリモア制作第7段!

前回記事:部分塗装 後編【HGグリモア#6】

やっとのことでつや消しクリアを吹く件までたどり着いたぜ。お疲れ。

通常であれば肩身の狭い思いをしながらベランダでスプレーするのですが、勝手の悪さを少しでも改善すべく、簡単な塗装ブースのような物を自作してみることにしました。

塗装ブース(みたいなやつ)を自作!

始めにことわっておきますが、結果的に大したものは出来上がりませんので、ご期待することの無きようよろしくお願いしまする。

前提として、塗装ブースを作ることによって改善したいのは主に以下の2点でありました。

改善したいこと

  • 塗料が風で舞って近所迷惑
  • シンナー臭がすごくて近所迷惑

塗装の出来うんぬんよりも、気になるのはやっぱりご近所様への配慮。

どちらの問題についても、実際どの程度の被害を拡散しているのかは定かではありませんが、とにかく、わたし自身が気になってしまって塗装に集中できないわけですよ。

そこで用意したものがこちら。

レンジフードフィルター
レンジフードフィルター

キッチンの換気扇に装備する「レンジフードフィルター」です。

こいつと段ボールを組み合わせることで何とか塗装と匂いを濾し取れないかな~って。

レンジフードフィルター 中身
中身はフィルター本体と
レンジフードフィルター 中身
マジックテープも付属していた

画像ではわかりにくいのですが、マジックテープは縦に8等分されていました。予想外の付属品でしたが、レンジフードを装着するにあって利用できそうですね。

段ボールはブースの大枠として用意し、レンジフードフィルターをマジックテープを使って設置します。

段ボール
こんな感じに折り込んで
自作塗装ブース 製作途中
背面の隅にマジックテープを貼って
自作塗装ブース 製作途中
レンジフードフィルターを設置
超簡易 自作塗装ブース 完成
完成~!

見た目はそれなりに見えますが…使用感はいかに。

実際に塗装ブースを使ってみた

それでは早速。

HGグリモア 塗装の準備
可動部のマスキングをした上で塗装の準備

シンナー臭対策の一環として、今回は水性の艶消しクリアを使用してみることにしました。

MR HOBBY 水性 つや消しトップコート
水性ならまだまし…なのかな?

ベランダに自作の簡易塗装ブースを設置し、出来るだけブースからはみ出すことの無いよう気をつけながら全パーツにスプレー。

HGグリモア つや消しコート終了!
つや消しコート終了!

果たして使用感は( … ゴクリ)

結論から言うと、無いよりマシ、という程度。

何も準備せずベランダでスプレーをしていた時に比べて、舞い散る塗料は1/3程度でしょうか。風向きに寄りけりなのですが、全然散らない時もあれば思いっきり拡散するときもあります。

臭いも同様。

水性のつや消しトップコートを使用したため、ラッカー塗料のシンナー臭よりははるかに軽微ですが、それでも風向きによっては辺りに臭いが漂います。

…っていうか1/3ならそれなりに吸収できている気もするなぁ。わたし自身の期待が高すぎたのだろうか。

いずれにしても、今後この塗装ブースを改良するとして、より吸収の精度を上げるには、風向きにかかわらず塗料をフィルター側に吸引できるような設備が必要そうだなぁ、というのが今回の結論です。

そうするとやっぱり、普通の塗装ブースみたいな「換気扇」ということになるのだろうか。

ホコリが入ってしまったパーツのリタッチ

後日、トップコートが乾いたところでパーツをチェックしてみると、一部のパーツにホコリが混入していることがわかりました。

HGグリモア 頭部パーツ ホコリの混入
カッコ悪いよねぇ

目立たないものは無視してもいいのですが、明るい色のパーツでは混入したホコリがとても目立ちます。

あまりにカッコ悪いので、一度スポンジやすりで削り落としてリタッチしました。

HGグリモア 頭部パーツ ホコリの混入
やすりで削り落として
ホコリが目立った他パーツと共に再度トップコート
ホコリが目立った他パーツと共に再度トップコート

よく見ると、リタッチした部分の色合いに差が出てしまっています。

でもホコリが入っているよりいいでしょ。どうせこの後ウェザリングをすればそれほど目立たなくなるハズ。

次回はそもそもホコリが入らないように気を付けることにしよう。

今日はここまで!

次回はウェザリングです。

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