だいぶ古い外付けHDD(HD-PCFU3)から「チリチリ、キリキリ」のような異音が発生し、しかも書き込み速度も低下したような気もする。今回はその修復を試みようと思う!結果的にはバックアップを取ってからフォーマットをかけました。
最近私の仕事で使ってるPCが調子悪すぎなんです。グラボ、外付けHDD、以前にはMACのノートPCっと・・・雪崩式のようにぶっ壊れていく。まぁ簡単に言えば全部ずいぶん古いので寿命と言えばそれまでなんですが。。。
ではやってみようTRY ME!!!!
手っ取り早く修復した結果を見たい人は以下「方法2」へjump!
故障の原因を探ろう
CrystalDiskInfoをインストしてS.M.A.R.T.情報を見よう
S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)情報って?簡単に言うとHDDの状態(温度や使用時間、電源投入回数、エラー状況…等)が見れる有名な無料ソフト。
ダウンロードからインストール
①ダウンロード:窓の杜CrystalDiskInfo
S.M.A.R.T.情報を見る
予想通りの「注意勧告」!さてさてどこが原因かとういうと一目瞭然。
「代替処理保留中のセクタ数」
不良セクタが多くなると「生の値」が増えていくので怪しいなと思ったら定期的に「生の値」をチェック。
ハードディスクのファームウェアによって、代替処理すべきと判定されているセクタの数。セクタ読み出しエラーが発生した場合に、代替処理保留セクタとして登録されます。通称、ペンディングセクタ。
SMART情報と不良セクタ
要するにエラーが保留されてて次回アクセスがあった時に(読み込みor書き込み)処理される可能性がある。
なんだかふわっとしてて曖昧でいつ処理されるかも分らんので、考えうる手を講じよう!
方法1-chkdskで修復-
ソフトウエアのエラーということでchkdskコマンドを使って修復をしてみよう!
chkdskコマンドとはwindowsのファイルシステムを修復してくれるエラーチェクツールです。(詳しくはググるとたくさん出てくると思うので、私は要点のみで)ただし気を付けることとしては、あくまで論理(ソフトウェア)のエラーでの話で物理的に壊れているものを修復するツールではない。
またデメリットとしては修復と言っても応用が利く感じではなくてググってみると、windows本来のファイルシステムに修復するって感じなのでユーザー固有のオリジナルデータなどの判断は付かず最悪データが消滅する可能性もあるようです。
良い子は必ず行う前にバックアップ取りましょう!
chkdsk e: /rで修復を試みる
コマンドプロンプトを管理者として実行
左下windowsアイコンクリック > Windowsシステムツール > コマンドプロンプト右クリック > その他 > 管理者として実行
chkdsk e: /r 「e」はドライブを指定。自分の環境に合わせて指定してください。あ。あとクッソ時間がかかるので心して試されよ
※環境にもよるけど2時間以上はかかった。
結果その1-失敗
な~~~~んも変わらん!はい。ダメ
方法2-データ全消しの完全フォーマット
これはもう修復ではないですね。最終手段。
ドライブを選択して右クリックでフォーマットを選択。
ここで気を付けるべきは完全フォーマットということで「クイックフォーマット」のチェックを外そう!
容量にもよると思うが私が所有するHDD500Gで4時間ほどかかりました。
結果 その2-成功
成功~~!
C5「代替処理保留中のセクタ数」の生の値が0になった。
まとめ
完全フォーマットによって不良セクタも解消され、良い状態に戻った。
が、、私の場合は元々古い外付けHDDなのでそろそろ寿命なのも自明の理。買い替えの時期って話だね。
皆さんもお持ちのHDDが調子悪くなったら是非一度CrystalDiskInfoを使って状態を見れば、買い替えの時期か?あるいはフォーマットして使い続けるか?等の判断材料になるのでは?
ではまた!