
以前からセブンの冷凍ラーメンが好きで、今まで「蒙古タンメン」「佐野ラーメン」「”中華蕎麦とみ田”監修のつけめん」など大変美味しく頂いてまいりましたm(__)m
でも食べる度にいつも思うことがあった。
それは実店舗の味がうろ覚えで「似てる気がする」「こんな味だった気がする」とかなり曖昧だった。
そこで今回はセブンイレブンの「春木屋」の冷凍ラーメンを食べてなんとなく味を忘れない次の日に、実店舗の春木屋に行ってみた。
本来なら同日中に実店舗とセブンを立て続けに平らげれば良いのだが、おじさんの胃が頑なに拒否しそうで・・・それではレビューをどうぞTry me!!
過去記事最速で本格的な中華そばを自作(残り具材で炊き込みご飯&佃煮)
セブンイレブンの「春木屋」冷凍ラーメン

レンチンの時間が案外長く感じたが、まぁいいだろう。
では、いただきます!

スープはすっきりとした醤油ベースで、最近の流行りの醤油というよりもどこか懐かしさを感じられる優しい味に、基本の煮干しにふわっと鰹節が香り、おじさん世代にはぴったりな毎日でも食べられそう。スープは黄金色に透き通っていて見た目も味も私好みのスープでした。他の商品でも思ったのですが、冷凍ラーメンの進化(旨さ)にびっくりです。

今まで食べたコンビニ冷凍ラーメンの中で麺が一番美味しかったです。中太のちぢれ麺が冷凍ラーメンのクオリティではなく実店舗並みの旨さで、すっきりとしたスープによく絡んで、麺をすすりだして、最初から最後まで美味しかった。私の中では今回の冷凍ラーメンの一番の推しポイントは麺でした!

吉祥寺の実店舗「春木屋」

まずカルチャーショックを受けたのは、暖簾文字をも隠すほど堂々とした佇まいの券売機。私が大昔に行ったときは無かったのだが。現金を出して札の入り口を探していたけどそんなものはなかった。そう。キャッシュレス決済なのだ。昭和二十四年創業の店も常にアップデートしてるんですねぇ。ペイペイ♪と陽気なサウンドと共にいざ入店。
中に入るとこれまたカルチャーショック!店員さんが外国の方だった。勿論文句はないんだけど、異質×異質で、平常心を保つよう努めていたが、内心は「初めて大人の店に入ったあの頃…そう二十歳の私に戻った気分だった。」

ふわふわした気持ちで席に着いて注文(中華そば)すると、思ったよりも早くラーメンが運ばれてきた。(たぶん店内に入ってきた段階で人数を確認し、麺を茹で始めていたのかなぁ)

嬉しかったのは熱々のなめらかスープだった。大量のラードが蓋をしてる感じ。当たり前だが、全ての具材、麺にラードが絡んでいた。というのもラーメンが届いて第一印象がキラキラしていた。それはこのラードが原因なんだと味わいながら納得した。鶏油とラードが両方使われてるのかな?魚介系出汁にコクとうま味があって美味しかった。

麺は若干のコシがあるちぢれ麺にラードも相俟ってかツルツルとした食感。チャーシューは歯ごたえのある脂身の少ない感じでスープの味がしみ込んでいたが、主張しすぎない脇役に徹したお味でした。
食べ比べた感想

この麺よ!ほぼ一緒やん!
実際食べた感想として、セブンイレブンの再現性の高さにびっくりした。コシとツルツル度合いはラードのせいか実店舗の方があったが、両方ともスープによく絡むおいしいちぢれ麺でした。
コンビニの方がラードが少ない分若干あっさりテイスト。その分ダイレクトに出汁の味を感じられたのはコンビニの方だった。両方ともベースとなる魚介系のスープの味はほぼ一緒だった。しかし、ラードの量は実店舗の方が多いので、そのラードが全体を包み込んでなめらかさとコクが増々になっていた感じがした。
またチャーシューでいえば、コンビニの方は薄切りの3枚。実店舗の方は普通の厚さで2枚。コンビニはラードが少ないせいかトッピングのチャーシュー自体に脂身があり、実店舗とは真逆な感じだったが、バランスという意味では(足し算引き算で)両者ともよく考えてるなと思った。
私の好みで言えば
セブンイレブンの方が好きだった
まさかこんな結果になるとは自分が一番驚いた。あくまで私の好みの話なので悪しからず。
ではまた!
