まだ覚えておられる方がいらっしゃるだろうか。
前回記事合わせ目消しからのディティールアップ工作とか【HGガンキャノン#4】
工作が一通り終わり、「あとは塗装を残すのみなのだが、その前に今一度表面処理と各部工作の手直しをしておこうと思う。あんまり変わらんかもしれんけどね。」という締めで終わった前回記事が実に3年半前。新生児は年少さんになり、さらに半年すれば次のオリンピックが開催されてしまうという驚異のスパンだ。
もちろん、すっかり忘れていたわけでは決してない!むしろ逆で、事ある毎に、あの赤い機体が目に入るたびに、虚ろなメインカメラから無言のプレッシャーを感じ続けてきた日々だったのだ。

そんなHGガンキャノンにケリをつけたのがこれまたしばらく前になってしまうんだけど、今更ながらちゃんとご紹介させてもらって、しっかりとした形で終わらせておくことにする。お付き合いくださいましね。
↓HGガンキャノン制作記事まとめ↓
ガンプラ初心者の作例まとめ【エアブラシ不使用】
アクリルガッシュを使ってほぼ全塗装!ちょっと古めかしいロボット風に工作してみた
まずパチ組みで全体像が見えた時から、その格好良さに驚いたこのキット。
参考ページHGUC 1/144 ガンキャノン
参考ページ素組完成!説明書通りのイケメンだった【HGガンキャノン#2】
なんかわたしの記憶にあるガンキャノンと違くね?っていう。プロポーションがもう完全にイケメンのそれになっていて、え?親戚の方ですか?という印象だった。いい意味でね。
半面、元々のガンキャノンが持つ横山光輝メカのようなコケティッシュさはちゃんと残っており、今回はどちらかというとそっち方面の魅力をブーストさせるような、ダサめで古めかしいディティールアップ工作を目指すことに。
参考ページフォトショップで工作の計画を立ててみた【HGガンキャノン#3】
…え~、正直ね、昔の記事を自分自身で読み返して当時の気持ちを思い出しながら書いてますコレ。困ったもんだ。その後は例の3年半ブランクをはさみ、塗装のくだりは何となく終わらせてしまって記事にもしなかったけれど、今回挑戦したアクリルガッシュ塗装は一応テーマの一つでもあったんだな。
一部パーツを覗いてほぼ全塗装したのでご覧あれ。
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小さいサイズの画像





アクリルガッシュの無骨な質感とダサめなディティールアップがガンキャノンに合ってると思う
お尻の変なディティールとか。胸や脚部についてるなんでもない四角とか。各所のリベットというか、リベット風の「穴」とか。お好みでない方にとってはただのダサいシンボルにしか見えないことだろう。でも自分としてはこれが結構ちゃんと好きで、狙い通りの「どことなく古めかしいロボット」っていう見た目になったように思う。こんな風に自由に遊べるのがとっても楽しいね。
…しかし!それら工作の「精度」についてはやはり課題が残るぞ!どうしても出てくる甘い部分が、画像に撮るとまぁ~浮き彫りになること!直線が直線じゃなかったり、高さが合わなかったり、右と左でやや形が違ってたり。毎回似たようなことになってしまってお恥ずかしい限りだが、次はがんばる。次こそは絶対がんばる。
そしてテーマの一つであったアクリルガッシュ塗装。

こちらはHGギラドーガの時と同じく、無骨な、どことなく鋳物を思わせるようなテクスチャが魅力だ。最近組んだRGニューガンダムやジークアクスなどハイテクな機体には向かなそうではあるが、逆に今回のガンキャノンやザク系統のジオンモビルスーツなど、いわゆる「兵器」的なキットにはめちゃめちゃハマると個人的には思う。今後もチャンスとあらばどんどん使って練習していきたい。
参考ページ【RGニューガンダム】知ってた?ガンプラって溶けるんだぜ?【HGジークアクス】
さて。次作に何を作るにしろ、テーマは「丁寧な工作」一択ですな!今度こそぉぉぉぉぉおおお~!
それでは。
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