HGギラドーガ制作第6弾!
前回記事:アクリルガッシュ筆塗り 前編【HGギラドーガ #5】
アクリルガッシュ筆塗り、後半戦です。塗り分けが必要な箇所への部分塗装をメインに、スミ入れ代わりのウェザリングなども行いました。暇つぶしにでもご覧ください。
↓HGギラドーガ制作記事まとめ↓
部分塗装で疲れ目を更に痛めつけていく
全体的に色を足していくためには、ある程度パーツを組んで全身のバランスが分かるような状態でなくてはやりにくいなぁ、というのが前回までのお話。そうすると前段として塗っておかなくてはならない奴らがいました。
画像向かって右上は腕部の、右下は後ハメ加工をした脛の、それぞれ内部に組み込まれるパーツ。それ以外は後回しでもなんとかなるパーツなのですが、塗る予定の色が一緒なので同じタイミングでやっつけておきたい。
サスペンション(なのかな?)をシルバーに塗り分けたいと思った時に、アクリルガッシュでは金属感を出せなそうな気がしたのです。っていうか絶対無理ですよね。結局はこの先も、苦手なシンナー臭に怯えながらラッカー塗料を併用していくことになるんだろうな…と遠い目になった瞬間であった。
塗っている時から「思っていたより金属感が出ないな…」と訝しんではいたのです。どうやらシルバーのトーンを落とすためにごく少量混ぜたブラックがつや消しであったことに今、気が付きました。上に貼った画像を見て気が付きました。なるほどね!泣けるぜ!
写真がピンボケしてしまいましたが、これは偏に、この日この時のわたしの状態を表していると言えましょう。
入り組んだ狭所にはみ出してしまった塗料を、針の先でちょいちょい削り取るような微細な作業をしていた時。ふとした視線の先にあった卓上鏡には、眉を上げ、目を細めて、への字口で作業をしているおじいさんみたいな顔が写っていたのである。これにはたまげた。
塗料が濃すぎたようで塗膜が歪んでしまっていますが…まぁ、それはいいかな。脛の方なんかは結構いい感じになったのではないでしょうか。おじいさんフェイスと化した甲斐があったってもんよ。仕事柄1日中パソコンの前にへばりついているので、基本疲れ目なんですよねぇ。
さらにアクリルガッシュを塗り重ねていく
ある意味ここからが本題。全体のバランスが分かるよう、組めるパーツはいったん組んでしまって。
コーティングをしていないので擦れたら塗装が落ちてしまいます。もちろん慎重に作業を進めたものの、それでもヒヤッとした場面が何度かありました。コレどうにかならんもんかね。
パイプ塗装に使った塗料にプラスして、緑、黄色、赤などを加えてよりバラエティに富んだ色を用意。絵を描いているみたいですね。これらの色を使って自分が「足りない」と感じた部分にペタペタと。時にサラサラと。稀にフワフワと。
バラしているのはこのあとつや消しクリアでトップコートをするからです。大きいサイズの同画像を記事のトップにアイキャッチ画像として掲載していますので、よかったらそちらも併せてご覧ください。
こうしてみると、結局はウェザリングの延長みたいなことをしただけのような気もします。想いとしてはもう少しファンタジックな雰囲気を出したかったのですが…黄色や赤など、アクセントになる色をもっとふんだんに使えばよかったのかなぁ。アクリルガッシュ筆塗り初挑戦ということもあり、慣れるまで修業が必要そうですね。
ついでにウォッシングもかましていく
トップコートが済むと、今までのノリでウォッシングも施したくなってきました。
とはいえ、せっかく一生懸命に塗った色合いが変わってしまうのは嫌。モールドやスジボリの周辺に限定して、スミ入れの代わりのような意味合いでウォッシングする程度がちょうどいいかな、と思って。
完成が見えてきました。残すは最後に回していたスラスター内の部分塗装と、ドライブラシは今回どうしようかな…と、いったところでしょうか。次回はその辺りを進めていこうと思います。
お楽しみに!
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