FRSスレッタ・マーキュリー製作第2弾!
前回記事【ロボットじゃないプラモ】フィギュアライズスタンダード スレッタ・マーキュリー 開封
わたしが不死鳥のごとく三度復活してからというもの、すっかりプラモデルのブログになってしまったReeazyだが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
だってさぁ…ネタがもうたまっちゃってどうしようもないんだもん。このスレッタでしょ。さらにミオリネも買ってあるでしょ。それに、ほら、もうすっかり発酵してしまっているあの赤いヤツだって…。
ガンプラを初めて作る人の気持ちがわかった日
そんなわけでね。まだしばらくはガンプラの記事が続く予定となっておりますので、そのつもりでいていただきたい。たまには晩酌記事も挟むつもりだけど、それだって箸にも棒にもかからないと噂のアレなのでまぁお茶濁しにもならんというか。
とにかく、そんなところで、突然ですがクイズです。
このパーツな~んだ?
ある部分のパーツを裏返して置いた画像だ。
異世界に住むカニかな?と思ったそこのアナタ!…正解!じゃなかったハズレです。
こうなればわかるよね。後頭部、つまり髪パーツでした。
続いてはこちら。
上の髪もそうだが、このパーツも単一の形ではなくいくつかのパーツが組み合わさったものだ。そしてコレもガンプラでは絶っっっっ対に見ない形だと思いませんか。なんぞコレ。
どことなく和な雰囲気がヒントと言えばヒントだろうか。花街、花魁を連想させる雅な色使い…そう!お座敷遊びに使う何かの道具かな?と思ったそこのアナタ!大正解!!じゃなかったハズレです。
はい、ヘアバンド周辺のパーツでしたぁぁぁ。
続いて最後の問題!得点はラストボーナス3億点となっておりますので全員に逆転のチャンスがあります!!
PCエンジンのシューティングゲームに出てきそう。これ、仮にロボットのプラモデルだとしたら何のパーツだと思う?バックパックじゃないし…武器パーツの一部?う~ん、やっぱりこんなの無いぞ!
ここまでくれば何となく想像できるのでは。そう
この通り!胸部パーツでした!
もちろんこういうタイプのプラモデルに詳しい方なら余裕でわかったんだろうけど。初体験のわたしにとってはマジでちょっとしたパズルだったんだなこれが。
理解不能な謎パーツ同士を組みあげ、理解できるパーツに仕上げた時のカタルシスはなかなかのもので、始めてプラモデルを作った時の気持ちを追体験するような新鮮さがあった。単純に言うと、めっちゃ楽しい組み立てだった。
誰にでも初めてはある
数年前、弟から、甥っ子にあたる我が家の息子たちへプレゼントをいただいたことがある。
「テレビゲームもいいけどたまにはこんなものに挑戦してみたら?」と渡されたのは、エントリーグレードのファーストガンダム。もちろんわたしがガンダム好きだと知ってのことで、親子で作ったら楽しいだろうとの思惑だった。実に気の利くヤツである。
しかし、いざ作り始めてみるとこれがまた思うようにはいかなかったのだ。まぁ~パーツが見つからない!そして正しく組付けられない!
「えっと…Eランナーの…25番?」
真剣に説明書と照らし合わせながらEランナーを手にする息子。ここまではいい。
できるだけ余計な口は挟むまいと心に決めたわたしがヤキモキしながら見守る中、目線が何度25番パーツを通過したことか。なぜ気づかないんだ…!さっきからずっと見てるだろ…それだよそれ!その肩アーマーパーツだよ!(心の声。
そしてやっとことで手にした肩パーツを、今度はあらぬ方法で組付けようとする。
違うよ、そのタイプのパーツなら挟みこんで固定するに決まってるだろ!あぁ…その方向に組付けてしまったらこっちのパーツを付けられないじゃないかぁぁ…なんだコレ?彼らには違う世界でも見えてんのかよ(心の声。とか辟易していたのだが、どうやらマジで違う世界が見えてたんだな。今回初めてのプラモデルを作ってみてそれが本当によくわかった。
わたしにとっては慣れ親しんだガンプラ。しかし息子たちが見ていた景色は、今回わたしが体験した世界と同じものだったに違いない。
見たこともないパーツたちを苦労して組み合わせ、なんだかそれらしき構造が出来上がった時の喜び。これは慣れてしまったらもう味わえないタイプの感動なのかもしれない。あの時余計な口を出さなくて本当に良かった。
実際、この時の経験は彼らの中でかなりいい思い出になっているようで「夏休みになったらまたプラモデル作りたい!」と先日お願いされたばかりだ。嬉しいね。
合わせ目消しに燃える心
さて、ガラッと話は変わるがこのキット、合わせ目は普通に出る。
無論いつも通り成形色で仕上げるわけだが、合わせ目が出るパーツはいずれも白ということで、変色を恐れず安心して合わせ目消しをすることができそうだ。こいつは楽しみぃぃぃぃ!きれいに消えると気持ちいいのよね。
うん。
ところで、コイツをどう思う?
いや、なんか
超かわいいんだけど。
いや、うん「いや」って言いすぎか。とにかく!これは画像では伝わらないと思う。だってわたし自身ネットで完成画像を見たことはあったわけだからね!なんなら箱絵でも紹介されてるし。でも実物には根本的にそれと違った何かがある。
なんだろう…思ってたより小さいんよな。この小ささが密度?的なディティールの満足感につながってるんかな。それでかわいいんかな。ワイこんな女の子のフィギュアみたいなん初めてやからようわからんわ。アカンこのままやったら沼にずっぽしハマってしまいそうや。何のこだわりもなく買ったスレッタやのに、こんなにかわいかったらもうスレッタのこと「どんくさい女やで」とか悪く言われへんわ。とにかく丁寧に作ったろ。いつも通り全塗装は出来へんねんけど、出来るかぎり丁寧に作ったろ。
というわけで、次回はクオリティアップのための工作の様子をお送りすんで。実はもうそれ自体は済んでいて後は記事を書くだけやねんけど、画像たっくさんの長いページになりそうやで。
ほなまた。