ライターichi
先日縁があり戸谷成雄さんの彫刻を見に長野県立美術館へ行きました。
久しぶりに美術館なぞに入り、普段子供とわちゃわちゃ戯れている環境から一変して足音しか聞こえない美術館で作品を見ていると、なんて贅沢な時間なんだろうっとその場にいることに感動したりして(笑)
肌で感じたものを伝えるのは難しい
元々作品を見て感じたことを言葉にするのが下手な私ですが、良い作品に触れると一貫して感じるのが畏怖の念のようなブルブル震えてしまいます。
戸谷さんはチェンソーを使った作品らしいのですが、作品の全体そのあと刻んだ一つ一つを見ると全く別の見え方がした。
細部の刻みは狂気にも感じるほどでした。
自分も作品の一部で引き込まれ「痛み」や「熱さ」などが物語の主人公にでもなったかのように感じました。
久しぶりの感覚でした。
素晴らしい作品なのに拙い表現をすればするほど薄っぺらくなり、作品に対して申し訳なく感じるのでこの辺でやめておきます。
皆さんはどう感じるのでしょうか。機会があれば是非見に行って見てください。