大型スーパーであればどこの店舗でも、お酒売り場の一角に置かれているであろう「謎の激安ビールみたいな飲み物」。
どんな味か気にはなるけど…その異様な安さが逆に怪しさを演出している。これ何?ビールじゃないの?何となくは手に取ってみつつも、結局はいつものビールを購入してしまったりして。そんな経験ございませんでしょうか。
今回は行きつけのスーパー「ツルヤ」さんに置いてある激安酒「ユーロホップ」に初挑戦してみました。
ベルギー産の新ジャンルビール「ユーロホップ」
まず原材料をチェックすると、いわゆる新ジャンルに属するビール風味飲料のようです。大きく分けて発泡酒とスピリッツの混合ということは「第4のビール」といういい方もできますでしょうか。
そして正面には堂々たる「ベルギー産 Brewed in Belgium」の文字が。
EUROHOPはビール本場のベルギー産です。250年もの歴史をもち、ヨーロッパでも最先端の設備を誇るブルーワリーで、丁寧に造られています。
富士貿易株式会社 国内流通事業本部 ユーロホップ
輸入元会社さんのサイトにあった記述です。結局公式サイトは発見することが出来ず、「250年もの歴史を持ちヨーロッパでも最先端の設備を誇るブルワリー」がどこのことを指しているのかはわかりませんでした。
内容量は330mlで、ツルヤでの価格は
86円(税込)なり。
思わずのけぞる安さ。安すぎて逆に躊躇してしまう気持ちもわかるでしょ。
ビールというラッピングを一旦忘れて「こういうお酒だ」と理解して楽しむべし
香りは一般的なラガーというより、普段私が飲んでいるようなクラフトビールにやや近いのかな~という印象。白ビール的なフルーティーさを僅かに感じます…濃淡ではなく、あくまで種類という意味で。表現が難しい。
味の方もこれなんて言ったらいいんだろう…やはり全体的なノリは香りと同じで、ややクラフトビールより…なのかなぁ。一番目立つのは甘みやフルーティーさな気がする。
発泡酒の割合が少ないのかな?ビール風味が全体的に薄めなので、特徴を見出すのが困難なのです。逆にその薄さが特徴とも言え、ビールが苦手な方でもあっさりと飲めるお酒だと思います。
煮え切らない表現が続いておりますが、決してマズいわけではないんですよ。この価格でこの味なら全然アリなレベル。
ラガーの代わりに飲むならキンキンに冷やして飲むのがおススメです。温度が上がってくるとビール風味の薄さが際立ってくるので、それならいっそ「こういうお酒だ」ということで楽しむのが正解なのかも。
まとめると
- この価格でこの味なら全然アリ!
- ビールの風味は苦手だけど、のど越しや雰囲気を楽しみたい!という方におすすめ。
といったところでしょうか。
以上、激安ビール(新ジャンル)「ユーロホップ」の感想&レビューをご紹介しました。