ロゴマーク 2020/08/04 お料理

ナスをゴマ油で炒めてミョウガと一緒に煮る【母の指令】

ライター町田
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 梅雨のあいだ降り注いだ連日の雨のせいか、母の畑ではミョウガが豊作だったようで。「あんたミョウガ好きでしょ」というラインメッセージに返信する間もなく、我が家までお届けいただきました。

みょうが
採れたてでみずみずしい

 ゴマ油でサッと炒めたナスと、たっぷりのミョウガを、麺つゆで煮て食べるといいよ~というのは、その際に母から教えてもらった方法。

 本来ならお茶でも一杯飲んでいってもらうところですが、高齢の母ということで感染が怖いじゃないですか。玄関で短いやり取りをしているあいだ、扉の向こうから夏の訪れを告げる蝉の声が聞こえてきました。

今年も暑くなりそうです。

ナスとミョウガの簡単煮物を作る

 そういうことならおっしゃる通りに作ってみよう、というわけ。情報が足りない部分は適当にアレンジしてしまえばいいじゃない。

材料

  • ナス…2個
  • ミョウガ…たっぷり
  • ごま油…適量
  • 麺つゆ・水…各適量

 復習しておきましょう。手元にあるネタは「ゴマ油でサッと炒めたナスと、たっぷりのミョウガを、麺つゆで煮て食べるといいよ。」というもの。要するに味付けは麺つゆ一発ということですよね。実に母らしい料理じゃないか。

ミョウガはたっぷりと使うのが正解

 前段として、ナスは角切り…とも言えないほど大き目の格子状に、ミョウガは大きさによってそれぞれ2等分か4等分に切り分けておきました。

ナスとミョウガを切り分ける
バラっと

 もらったミョウガは漬物用に5、6個を残しました。が、結論から言うと全部入れちゃえばよかった。茹でることで思ったよりもカサが減るので、遠慮せずにこれでもかと使うのが正解でしょう。

別途麺つゆを用意
別に煮汁を用意

 どうせミョウガとナスから水分が出るので、麺つゆと水で煮汁の味を調節しつつ、総量としてはチョイ少なめぐらいにしたつもり。

ナスに味が染みるまで煮る

 それでは調理していきましょう。まずは十分に熱したフライパンにごま油をひき、ナスから炒め始めて。

なすをじっくりと炒めていく
じっくりと炒めていく

 余計に動かしたりせず、焼き目をつけるイメージです。この「焼き目をつける」ってやつ、毎回書いている気がしますが…要するにわたしはこの作業が好きなんだろうな。

 続いてはミョウガです。炒めるべきか炒めざるべきかを迷ったものの、どうせなら油と和える程度のノリで火を通しておくことに。

ミョウガもサッと炒める
混ぜ合わせる程度ね

そうしたら別途沸かしてあった煮汁にイン。

お鍋にナスとミョウガを入れる
よいしょ~
煮汁がひたひたになった
ものの5分でひたひたに

 ほら。めっちゃ水が出てきた。これは主にミョウガからの水分だと思われます。たっぷり入れましたからね。そしてその分ミョウガのカサが減るんだとすれば、そりゃあ少なくなるよな~っていう。

あとはナスにしっかり味が入るまで煮込んで、少し冷ましたら出来上がり。

ナスとミョウガに味がなじんだら
いい感じに味が馴染んだら
ナスとミョウガの簡単煮物 出来上がり
出来上がり!

ミョウガがナスを旨くする

 これ旨い!さすが母ちゃん。

 味付けはマジで麺つゆのみなので推して知るべし…という程度のはずなのに、やっぱりミョウガが入っていると違います。その複雑な風味が加わることで、ただナスを煮ただけより格段に旨い。大人向きの味わいでしょう。

 味変には七味がおすすめ。画像には撮っていませんが、味が合うだけでなく赤が加わることで彩も良くなりますよ。

 驚くことに、ある程度食べ進めた時とつぜん「あ、これ母の家で何度か食べてる料理だわ」と閃きました。我ながらこの呆けっぷりは何なんだ…日々ボンヤリ生きているせいで脳細胞がヤバいぜ。夏野菜のパワーでちょっとはシャキッとしないとな~なんて反省してみたり。


簡単で美味しいのでぜひお試しください。


以上、「ナスとミョウガの簡単煮物」の作り方をご紹介しました。

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