一人ランチの強い味方であるチキンラーメン。時折ご紹介する「男のお一人様ランチ」ですら作るのが面倒なときにはコイツの出番です。
コスパもいいし、作るのも簡単だし。唯一弱点があるとすれば「味」でしょうか…ってそれが一番ダメか。いや決してディスっているわけでは無いんだ。聞いてくれ。
チキンラーメン独特の風味はむしろ魅力だと思うのですが、それがゆえに飽きてしまうことってありませんか。で、一度飽きると今度はその風味が悪いものに感じてしまうという悪循環。「チキンラーメン臭さ」っていうとまた表現が悪いんだけど…きっとわかってくれる方がいると思うんだよなぁ。
とにかく!そんな一部の同士に向けて、たまには白菜とベーコンを炒めたものを具にすると美味しいんだよ、という心からのアドバイスを送りたい。
炒めた白菜とベーコンを乗せるだけ!チキラーカスタム術
材料(1人分)
- チキンラーメン…1袋
- 卵…1個
- 白菜…2~3枚
- ハーフベーコン…1パック
- 長ネギ…適量
- 塩…少々
- ブラックペッパー…たっぷりと
- ごま油…たっぷりと
ネットで調べると実に様々な方法がヒットするチキンラーメンのカスタマイズ。一工夫と言わず二つも三つも捻りが加わっていて思わず唸ってしまうものばかりですが、ハッキリ言ってわたしのレシピは普通です。何の変哲もないことに加えて、そういったカスタムレシピによくある面白要素はなおのこと皆無ですのでお含みおきを。
材料の下準備
チキンラーメンは通常通り卵を乗せて作りましょう。
チキンラーメンにはやはり卵黄のコクが必須。と、個人的には思う。上に乗るトッピングは様々だとしても、卵だけは変わらずに乗せておきたい。
ベーコンやネギはお好きな形に切っていただければいいのですが、白菜の切り方にはちょっとしたポイントがあります。
茎と葉っぱ部分を分けておくのは基本として、茎の部分は千切りとまではいかないまでも細めの短冊切りぐらいにするのがおススメ。その方が麺と馴染んで食べやすくなりますよ。
白菜とベーコンをごま油でよく炒めるべし
それでは、ラーメンの出来上がりを待つ間に調理開始です。
いわゆる香味油の代わりとしてのごま油ですので、量はケチらずたっぷり目に。味だけでなく香り要因でもあるベーコンと白菜の茎は、焼き目をつけるようにじっくりと炒めていきます。
そうしたら残りの材料を順番に加えて。
切り方にもよりますが、ネギを入れたらすぐ火を止めてしまって、あとは和えるだけという感じでいいと思います。たっぷり目に使用しているブラックペッパーはわたしの好み。もちろん適宜変更してくださいね。
きれいに盛り付けるという欺瞞
調理が終わるころにはチキンラーメンが良い感じになっているハズですので、盛り付けちゃいます。
ハッキリ言って普段はこんなことしません。
卵黄ぐらいは脇に寄せますが、その上から具をドバっと乗せてドカンと机に乗せてズルリズルリと食すのみ。「リアルガチなウェブマガジン」を標榜してやまないReeazyにおいて、こんな見栄を張ってしまったことをお許しいただきたい。わたくし町田にもまだこうした気持ちが残っていたんだなぁと…そんな風に思っていただければ…どうでもいいわこれ。
リアルガチで旨い!白菜とチキンラーメンって本当に合うのよ
まぁ、結局食べる時は混ぜるんですけどね。
「具材をスープで煮込む」という件を経ていないため、二郎でいう天地返しの如く、始めに全体を混ぜてしまった方が味馴染みが良くなります。
始めに書いたチキンラーメンのクセみたいなものと、炒めた白菜の風味がとにかく合うんですよね~。お互いが欠点を補完し合いつつその価値を高め合っているというか。他の野菜ではこうはいかないと思うんですよ。もちろん個人的な好みが多分に含まれているのは言うまでもありません。
そもそも「普段冷蔵庫に入っているもの」が材料の選定理由として一番のプライオリティですから。そういう意味では白菜とベーコンはかなりいい線いってるんじゃないかなぁ~と自負しているわけです。
卵を割るとまた違った味わいになって二倍楽しめる。そういう意味でもやっぱり卵は入れておきたいところです。多少炒め具合を間違えても大丈夫!(そもそも白菜は敢えて焦がすわけで)。そういう意味では失敗の無い料理ですので、お父さん方もぜひランチに試してみてはいかがでしょうか。
以上、チキンラーメンに炒めた白菜とベーコンを乗せると旨いよ、というお話でした。