ブリの美味しい季節になりましたね。
今回は、我が家では照り焼きに次ぐ人気料理である「ブリ大根」を作ってみようと思います。
霜降りで臭み軽減!子どもでも美味しく食べられます
材料(4人分)
- ブリのアラ…1パック
- 大根…1本
- 酒…少し多め
- しょう油…適量
- 砂糖…適量
- ショウガ…少々
1パックが何グラムかって?「少し多め」って何と比べて?
…そんなことはクソほどの役にも立たない些末な事柄なのです。己が心で感じるがよい。Don't think! Feel!
まずは材料の下ごしらえから。
ブリはアラを使いますので、ぜひ霜降りをして臭みを取り除いておきましょう。
霜降りで臭みを取る
ブリのアラには事前に塩を振って、10~15分程度置いておきます。
こうしておくとより臭みが出やすくなりますよ。
10~15分経ったら、アラを耐熱のボールに入れて熱湯を回しかけます。ざるに上げてお湯を切ったら冷水で十分に冷やし、血合いや汚れを洗い流したら完了。
この一工程でかなりの臭みを取り除くことができますので、おすすめです。
ブリの旨味をじっくりと大根に移していくぜ
大根は太さによって半月切り、もしくは輪切りにカットし、お鍋へ。
その上に先ほど霜降りをしたブリをセッティングします。
順番にそれほど意味はありませんが、大根は下にあった方が味が染みやすいような気がするんだよなぁ。火も通りやすそうだし。イメージの問題ですかね。
ここに水とお酒を入れますが、アラを使う場合はお酒を少し多めに入れるのがポイント。さらに臭みが消えます。
画像の通り、水分の全体量はヒタヒタより少な目にすると煮詰めるときに楽ですよ。落し蓋をすればはみ出した部分にもちゃんと火は通りますので、心配ご無用。
この状態で火にかけてお湯が沸騰してきたら灰汁をとり、砂糖を入れ、落し蓋をしてしばらく煮込んで。
大根やブリの大きさにもよりますが、15分~20分ほど煮込んだらしょう油を半量ほど入れ、落し蓋をしてさらに5分。
5分経ったら落し蓋を外し、さらにしょう油を追加して煮詰めていきましょう。
本当はもう少し煮詰めたいところ。ですが、お鍋が深皿なのと水分が少し多めなのとでこれ以上煮詰めるとパサパサになってしまいそう。
よって、これで完成です。
ブリも良いが何より大根が旨いのであった
仕上げに太すぎる針ショウガを散らして。
アラですから、身は歯ごたえのある部分やプリップリな部分などがバラエティ豊かに混在しており、非常に楽しや。妻は大好きな目の周りのお肉を頬張っておりましたよ。
そして、何より美味しいのがブリの旨味がしみ込んだ大根!
下茹でなど手間のかかった処理は何もしていないにも関わらず、中までしっかりと味がしみ込んだジューシーな大根が出来上がりました。
子どもたちも美味しそうに食べておりました。やったぜ。
ぜひお試しください。