絶賛独学中の動画編集ですが、今回はシーンの間を埋めるような「短いBGM」の効果に焦点を当ててみようと思います。
お役立ち情報というよりは「ちょっと遊んでみようかな」程度の内容ですので、あまりご期待なさらぬよう。
シーンの意味を演出する「短いBGM」の大切さ
恐らく「短いBGM」という言葉がボンヤリとし過ぎていて真意が伝わっていないものと思います。わたしの語彙力よ…今こそ覚醒せよ!
なんて言ったらいいんだろう。ジングル?効果音?どれもピンとこないのですが、つまりはテロップの裏側でチョロッと流れるようなアレですよ。アレ。そのアレが微妙に違うだけで感じが変わってウケるよっていう。
…
目覚めよ語彙力…!!
語彙力がダメなので実際にアレを変えた動画を作ってみた
こういったものは言葉でお伝えするより実際に見てもらった方が早い。
まずは、わたしが編集した【スターデューバレー #18】実況動画より、0:40~0:57の区間をご覧ください。
「少し経って」表記の裏側は現在無音になっていますが、ここに雰囲気の異なるBGMを差し替えながら、印象がどう変わるかを見比べてみようというわけです。
それではいってみよう。
1.2音パターンその1
ピアノを適当に2音弾いただけ。
とにかく動画の穴を埋めたいがために挿入される人畜無害なパターン。
2.2音パターンその2
同じく2音のみ。
たいまつが出来てしまった…って感じ?一気にクズアイテムっぽくなりました。
3.2音パターンその3
2音パターンラスト。
1番に近いが、「何が出来たのかな?」という期待感を加えて。
4.3番のおまけ
3番の期待をさらに加速させて不安に変換。
1音増やしての3音構成にてお送りしております。
5.アルペジオ(分解和音)
普通のメジャーコードをアルペジオで。
期待通りにたいまつが出来たんでしょうね。
6.最後の音を半音上げると?
5番の最後の音を半音だけ下げました。
それだけで「?」感チョイ増し。
7.さらに2音目を半音上げると?
さらに2音目も半音下げしてみると。
さらに「?」が増して不安な気持ちへ。「出来るはずのないたいまつが出来てしまった」的な。
8.大袈裟なコード進行
ドラマチックなコード進行はどうでしょう。
BGMのスケール感とシーンの持つ意味合いがチグハグで、地に足が付いていない感じ。シンプルに言うと変です。
9.大袈裟その2
8番のコード感を踏まえた上でこんなんもついでに。
まぁ、どっちもダメね。
10.音色も変えてみたり
ラストは音色自体をトランペットに変えてみました。
メチャメチャいらない物が出来たらこんなつなぎもアリかも。クソダセェけどな!
以上です。
「曲」と言えるレベルのBGMでは無いにも関わらず、ちょっとした音のつながりで雰囲気が変わるのがお分かり頂けたのではないでしょうか。特に、後のシーンが持つ意味合いに大きな影響を及ぼすようです。この辺りの関係性を工夫するだけで、ちょっとした笑いや感動を生むことが出来る可能性を秘めている気がするのですが…もっと練習しないとコツをつかめなそう。
少なくとも、そのシーンで自分が感じたままを表現できるようなBGMを選びたいと思ってはいます。でも感じ方は人それぞれですからねぇ。それだけでもなかなか難しくって。
そういえばメモリを増設したお陰で、動画編集ソフト「Davinci Resolve」で再生される動画に合わせて、音楽編集ソフト「SONAR」でリアルタイムに作曲ができるようになりました。
参考:マザーボード「GA-H81M-D3V」のメモリを増設し、Crucial社の製品に交換した
「トムとジェリー」よろしく、映像とBGMが全く同期しているようなものが作れれば強みになるのかも…なんて企みつつ、やっぱり面倒くささの方が遥かに勝ってしまったりして。
どうなるかわかりませんが、無理のない範囲で続けていくつもりです。
それでは!