ロゴマーク 2020/07/29 畑仕事

摘果編-りんご農家でお手伝い@倉嶋果樹園【農業体験】

ライターichi
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地元長野ではリンゴの生産量が全国第二位でございます(`・ω・´)ゞ
ただその割に昔から私の周りでリンゴ農家をやっている人は疎か農業やってる人もあまり聞いたことがなかったなぁ。これはひとえにichiの交友関係のせいなのか、はたまた時代のせいなのか。。。

ただそんな中でも唯一友達の中でリンゴ農家をやっている友人がおりまして(実は受賞経験があるほど立派でおいしいりんご)、以前より農業(リンゴ)のお手伝いのお誘いがあったので先月行ってきた!

いや~普段からキーボードをポチポチしているだけが生業なので、鈍った体にちょうど良い運動ですたい!(~たいってどこの方言だっけ???)

それでは農業体験記ご覧くださいTry me!!!!

現場へ到着≒8:30

車が通れるギリギリの細い道をかなり昇って行った先にその現場はあった。到着してびっくりしたことは

素晴らしいロケーション!!
倉嶋果樹園の現場
最初「すばらしいローション」と誤打。一文字ヌけるだけでこのやヴぁさよ。 怖い怖い。ぶるぶるじゃ。

そして今回ichiが作業する可愛いりんごちゃんたちがこちら

倉嶋果樹園の現場~りんごの木々~
背中で語っている男「倉嶋」

(え。こんなに多いんだっ。。。)まぁ今となって冷静に考えれば当たり前だけど目の当たりにした時は圧倒された。しかもこれは小さいほうでもっと大きなリンゴ畑がいくつかあるらしい。

まぁでも普段から走ってる私ならなんとかなるでしょう! 関連記事:サロモンランニングシューズJUXTA RAで走った感想

リンゴ農家の年間スケジュール

りんご農家の仕事は1年がかりということすら知らなかった私。 今回の作業一輪摘果は5-6月頃に行う作業らしいです。 以下にJA青森さんを参考にリンゴ農家の1年間をざっとおさらい。

りんごの主な1年間の作業 http://www.am.zennoh.or.jp/apple_work.html

ほへぇ~。無知な私でもこの年間スケジュール見れば大変さが容易に想像できる。

一輪摘果(いちりんてっか)なるものを学ぶ

一輪摘果とは一株に5つほどの果実がなっていて、大きく実らせるためには中心の果実(中心果)のみ残して周りの果実は摘み取るそうです。下図参照

一輪摘果を学ぶ
大きくなれよ~

あ。一瞬脱線させて。

このくらい大きく育てたいものだ。それにしてもコーラスの女の子たちが「家かよっ」ってぐらい楽しそうに歌ってて(・∀・)イイネ!! はい。すみません。本線に戻ります。

作業のおさらい

 脚立作業は危険を伴うので、高所作業はベテランの人に任せて、中所程度の脚立の範囲で作業を行う。

 木が鬱蒼としていて摘果中はどこまで作業していたのか分からなくなるので以下の工程順で摘果する。

リンゴの木 摘果方法
木と枝の簡易図(簡易すぎてm(__)m)

2-1 摘果する大きな枝を決める。 (下図の場合、赤色の枝に決めた)

リンゴの木 摘果方法2-1
よし!この大枝に決めたぞ

2-2 次に摘果する小枝グループを決める。 手前(緑色)か後ろ(薄グレー)か、どちらから作業するか決める。(下図の場合、手前赤色の小枝グループに決めた)

リンゴの木 摘果方法2-2
小枝グループって「森永」連想するなぁ

2-3 更に2-2①の小枝内のどちらの小枝から摘果するか決める (下図の場合、黄色の小枝グループに決めた)

リンゴの木 摘果方法2-3
小枝グループの傘下の子小枝グループ。まさに経済の縮図

3 スピードよりも丁寧に確実に。

こう書いてみると簡単そうだが、集中してやっていると知らぬ間に隣の木の枝を摘果していたりと、、、後で聞いたら「摘果あるある」らしい。

あと。。。。

思ったより全然進まない。

「最初は慣れないから」っと、小さめの木からスタートさせてもらったが午前中が終わった時点でまだ1本も終わらない。 もやは手伝になってるか心配になってきたΣ(゚д゚lll)

お昼休憩

その前にも10時に小休憩があった。大工やいわゆる職人さんと同じ感じの時間の流れで新鮮且つ気持ちがイイ! あと集中してやってるせいか時間があっという間に終わる。

午後の作業再開

今までの摘果作業を見てもらったが、お褒めの言葉をいただいたので俄然やる気が出てきた。

作業を進めていると、思わぬ奴らを発見。

毛虫
昔のバーバパパの歌を思い出す

倉嶋氏曰く、こういう発見&報告は良いリンゴを育てる上で何が原因で果実が弱ったのかどんな害虫にダメにされたのか知って今後の対策のヒントになるから。っと嬉しがっていた。 研究熱心さはリンゴに対する愛情の現れなんだな。っと勝手に感心してしまった。

さらにこんな卵群まで発見。(気持ち悪い人は飛ばしてくれよな!)

リンゴの害虫
卵群

初日の作業無事終了≒17:00

時間の感覚がなくあっという間に終わった印象だった。 そしてなによりこの摘果作業をしてると単純作業だが達成感があって、好きっ!!(好きなことは苦にならない感じ) あとは友達と作業できたことも相まってとにかく楽しかった

今回はりんごの摘果作業というごく一部を体験させてもらったが、前半にも書いた通り年間での作業なので日々の積み重ねが大切なんだな。っと改めて実感した。またそれだけ愛情かけて育てても台風が来てダメになった時期もあったとか。。。毎日愛情かけて育てたリンゴたちが一夜にしダメになるとか、、、私なら想像しただけで耐えられん!(その日からヤケ酒の日々直行です)

そんなこと話しながら初日は終わり、次の日の2日目もお手伝いさせてもらって私の今回の任務「摘果作業体験」は終了~~~。結局どこまでやったか忘れてしまったがwww。たぶん2日で3本ぐらい?かな。

2日目終わって帰る時は戦友との別れのように一抹の寂しさすら感じた。それは未作業の残っているりんごの木がまだ沢山あるので友人に対してなんだが悪い気がしたのと、2日間しかやってないのにリンゴたちにも愛着が湧いている自分にも内心びっくり。

自然と戦いながら自分で育てたものに価値を付けて、売ったり時には食べたりして、商売の原点回帰じゃないけど農業って改めて素敵だなって思いました~。

また手伝いに来てほしいと言われたので、次回もレポします!では!

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