ロゴマーク 2020/08/28 音楽

チュートリアルのBGMを作曲する【作曲&アレンジ編】

ライター町田
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 当ウェブマガジンのライターの一人であるichiからBGM作成の依頼がありました。BGMを充てる予定の動画を見せてもらうと、どうやらPhotoshopの使い方に関する内容みたい。いわゆるチュートリアル的なヤツですね。

 さて、どんなBGMにしてやろうかしら。

チュートリアル動画に合ったBGMってどんなのだろう

 パッと思い浮かんだのが、夜の首都高を流しながら聴いていたいような、または夜の公園を散歩しつつスケーターを横目にヘッドフォンで聴いていたいような…まあアレだ、つまりは夜の街なんだな。どういうことだ。

♪こういうことかな

 わたしの編集するゲーム動画のオープニングに使っているBGMです。どことなく夜の街っぽさを感じませんか?こういった曲調のジャンル名がわかれば説明が早かったのですが…わたしはそういったことにとんと疎くって。

 チュートリアルって集中して内容を理解すべき動画だと思うので、ドラマチックなBGMよりは、こういったある意味で平坦な曲調の方が適しているハズ。ただ一つ問題があるとすれば、それはわたし自身が今こういう曲調を作曲するテンションでは無い、ということなのである。

俺は盛大にギターが弾きたいんだ

 手にする楽器によって出来上がる曲調が変わるっていうことがあるでしょ?さっきみたいな曲なら、わたしの場合ピアノを弾いていると自動的に出来上がります。でも今はギターが弾きたいんだ。おいら、ギターが弾きたいんや!

♪ギターを弾いて出来たネタ

 一応録音ラインにぶっこんだ上で30分ほどは弾いたでしょうか。その中から使えそうなネタをピックアップしたものです。なんとなく夜の街感もありつつ、このぐらいのコード進行なら許されるのではなかろうか。

ギターリフなんかも加えたいんだ

 とはいえこのままでは使えません。先述したチュートリアルの性質上、展開の急な部分は緩慢にしたり、派手なコード進行は若干抑え目なニュアンスに変更したり、そんな修正を行った上で今回はギターリフを入れてみたいと思います。

 ギターリフというのは、簡単に言うと「ギターで弾いた目立つフレーズ」のこと。加えると一気にロック感が増すのは承知の上で、もう頭んなかでバッチバチ鳴ってしまっているので入れないわけにもいかないだろうという。ついでにドラムとベースも作っちゃおうかな。

ドラムの音色は「Clean Trump」
ドラムの音色は「Clean Trump」
ベースの音色は「default(Treble上げ)」
ベースの音色は「default(Treble上げ目)」

♪チュートリアルロック曲 今日の全体像

BGMなので繰り返し対応です

 ネタを修正した中でも一番大きなものは、Aメロにあたる部分を大幅に延長したこと。展開が早い方がわたしの好みではあるものの、BGMならこのぐらい冗長な方が動画に集中しやすいだろうという判断でした。

 さて、大まかな流れはいつも通りのドンブラコで出来上がってしまいましたが、こうして聴き直してみるともう少し手直しが必要そう。

ハイハットの音質

 音量の大小に関する問題はこの時点では置いておくとして、ハイハットの音質が気になります。

 Aメロをもっと閉めた音質でタイトに刻んだ方が、リズムがカッコよく聴こえつつ他パートとのメリハリも付くような気がする。直したい。

ギターがもう一本鳴っている…?

 ハイハットは音色を変えればいいだけの話だとして、問題なのはこちら。実はわたしの頭の中ではギターがもう一本鳴っちゃっているんですよねぇ…。どうしよう。

 既にカッティングとリフで2本使っているわけですから、もう一本加えればウザくなるのは自明の理。キーボードなど違う楽器で代用するか…もしくはうまくカブらないように差し込んでいくか。

 次回はこの辺りを検討してみようと思います。お楽しみに!

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