実家の父から電話があり、
「タラの芽が取れたからこれから持っていくぞ。」とのこと。
思わず「はいよ、ありがとう。」と返答して電話を切ったものの。
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タラの芽…って春の山菜じゃ??
もう7月も終わりに近づいている今日この頃。町田の元に届いたタラの芽はいったいどんな姿をしていたのか…?
もう夏だけどタラの芽の天ぷらを作る
はい。これです。
実に巨大。
これ、喰えるのか?
巨大なタラの芽の下処理
上の画像でもわかる通り、全体に立派なトゲが生えていました。
ちょっとならそのまま揚げちゃっても大丈夫なのですが、子どもにも食べさせたいし、一応下処理をしておきましょうか。
まず包丁の背でトゲをこそぎ取り、
食べやすい大きさにカット。
切った感じは普通に柔らかく、目立って食べられなそうな部分はありませんでしたが…どうなることか。
巨大なタラの芽を天ぷらにする
衣は、日清「コツのいらない天ぷら粉」を使用します。
普通の小麦粉と卵で作るよりも圧倒的に簡単なので、愛用しています。
「冷めてもサクッと!揚げ上手」の文言が頼もしいじゃないか。
こいつを適当にボールに入れて。
後はちょうどいいトロミ加減になるように目分量で水を入れて、混ぜ合わせる。
…大事な部分が目分量で本当に申し訳ないのですが、わたしの思う「ちょうどいいトロミ加減」の状態を動画にしてみたのでよかったらご覧ください。
なぜか分量通りで混ぜ合わせるとうまく揚がらないんですよね~。
なんでだろう。どうせ何かやり方を間違えているんだろうけど。
あとは揚げ油を火にかけて、衣を落とすとちょっと沈んで浮き上がってくる程度に油の温度が温まったら、揚げはじめます。
箸で持ち上げた時に、パリッと軽い感じがすればOK。油を切ってバットに取ります。
さて、味はどんなもんかな。
タラの芽の天ぷら 完成
出来上がりました。
写真用に小盛りにしてありますが、実際はこの10倍ぐらいの量が出来ましたよ。
さて。
肝心の味ですが…、正直、めちゃめちゃ美味しかった!
春に採れたもののようにかわいい見た目でこそありませんが、味や食感は確かに「タラの芽」。苦みはそれでも若干強めかなぁと感じましたが、嫌な感じではなく、むしろ味が濃くて美味しいという印象。衣もパリッと仕上がりました。目分量の成果です。
なんだか春先のウキウキが戻ってきたようで、とっても贅沢な時間でした。
父よありがとう。ごちそうさま。