わたしの愛するスーパー「ツルヤ」では様々なオリジナルアイテムを取り扱っているが、中でもお気に入りなのがこの担々麺だ。
そもそもわたしは担々麺が大好きで、お店だったりこういった商品だったり、カップ麺なんかもよく食べる。そんな中でツルヤのオリジナル担々麺が特別好きだ、というわけでは正直…ない。だがそこはわたしの愛するツルヤの商品、きっと基本の味がしっかり出来ているのだろう、少しだけカスタマイズしてやると劇的に旨くなるのだ。
ツルヤ?そんなスーパー知らないなぁ(ページそっ閉じ)しようとしているそこの貴方。もしお時間が許すのであれば、恐らく他の担々麺でも使える技ではなかろうかと思うので読んでみてもいいかもしれないし時間の無駄かもしれないし。
ツルヤの担々麺をより美味しく!酢とラー油がキモです
件の担々麺、中身は麺・スープ・マーラージャンがそれぞれ2セットづつ入っている。

なぜ1セットしかないかというと、もう1セットは既にわたしのお腹の中に収まってしまっていたからなのであった。ふふふ…。
辛みのあるマーラージャンはそのままスープに加えても良し、ひき肉と一緒に炒めてもよしということで、これはぜひ後者で使っていきたい。というわけで用意する材料は以下の通り。
分量
- 豚ひき肉…100g程度
- 九条ネギ…一本
- お酢…小さじ1杯
- ラー油…適量
大体こんなもんかなぁ。今回ひき肉はたっぷり135g用意した。

それぞれの材料を調理する
ネギは小口切りで薄くスライス。

ちなみに、調理開始と同時にお鍋のお水を火にかけておくと、ちょうど良いタイミングで麺を茹でられるぞ。ついでにそのお湯でスープとお椀を温めておいたりして。

ひき肉はもしお持ちならラードで炒めると良い。無ければもちろんサラダ油でOK。



火が強いとマーラージャンが焦げ付きやすいので、やや火を弱めて。マーラージャンにも火を入れる意識で炒め、よく絡んだら完成。

スープと麺を合わせて完成
この頃にはきっとお鍋が沸いていることでしょう。

このお鍋からスープ用のお湯を取り分けた上で、麺を茹で始めよう。と同時にスープも作っていく。ポイントは小さじ1杯のお酢を入れること!

もちろんお好みではあるのだが、おすすめは「最低」小さじ1杯は入れること。お酢の風味が好きな方なら3杯ぐらいまでならイケる。これで一気に担々麺らしさが加速し光速でアンドロメダ銀河の彼方まで飛び立っていく姿はまるで使い古したウルトラマンのソフビ人形のよう。


ラー油は調味料として便利に作られた(ごま油が入ってたりする)やつではなく、ガチの…というか普通ぅぅのラー油がおすすめだ。というかぜひそれでお願いしたい。

ちなみにこのラー油、普通の値段で普通に売っている商品だが、普通にちゃんと旨い。オススメデス。
ラー油の香ばしさとお酢の酸味とがマッチしたその時、担々麺らしさが光速を超えて乱れた宇宙の法則のもとシュバルツシルトの彼方から現れた別宇宙のソフビウルトラマン(新品)が「はぁい!こんにちは!」と言うだろう。

お店の担々麺に引けを取らない旨さ

「酢とラー油が決まった担々麺は旨い」というのがわたしの持論だ。もちろん芝麻醤も大事だが、酢とラー油の方が調節しやすいからね。
やはり、ツルヤ製の担々麺がそもそもちゃんと出来ているからであろう、酢とラー油が適量入ることによってまるでお店の担々麺かの如く生まれ変わる。いや、なんなら下手なお店のものより美味しいんじゃないかっていう。
そして始めに書いた通り、このアイデアは他商品の担々麺でも通用するのではなかろうか。もう一味足りないな~と感じる時にはぜひ酢とラー油を加えてみて欲しい。もちろん失敗しても責任は取らないぜ!
本当は加える酢の種類にもこだわるとまた別の世界が見えそうな気もするんだけど…今までの人生で一度も酢について本気出して考えたことが無いんだよなぁ。この機会にディグってみようかしら。
それでは。