ある日のお昼時。
ご飯を作ろうと冷蔵庫を覗いたところ、珍しく豚バラ肉の余りがありました。
そっか、昨日のしゃぶしゃぶで全部食べ切れなかったんだな。これはラッキー!
ちょうどガッツリしたものが食べたかったところです。同じく余り物の新玉ネギを使って丼でも作ってみようじゃないか。
ガッツリ?アッサリ?新タマ豚バラしょう油丼
材料(1人分)
- 豚バラ肉(薄切り)…約100g
- 新玉ネギ…半分
- カツオ節…少々
- 酒…適量
- しょう油…適量
お肉はお皿の量全部は使いません。あんまりニクニクしいと胃にもたれますからね。何しろ胃弱なおじさんなので。
ご飯に新玉ねぎとカツオ節と炒めた肉を乗せて喰らうのみ
調理はとっても簡単です。
新玉ねぎは薄くスライスして。
もし辛みが強いようならしばらく水にさらしたのち、熱々のご飯の上に乗せます。
今回の新玉ねぎは数日を経た余りもののため少し辛みがありましたが、わたしは辛い物が好きなので水にさらさずに使いました。
新玉だけど余りもの…これは果たして「新しい」のか「古い」のか…まぁ、どっちでもいいか。かつお節でも乗せるか。
そして、この間にフライパンでは豚バラ肉を炒めていたわけで。
味付けはお酒としょう油のみ!シンプルでしょ。
しょう油の量にちょっとしたポイントがありまして、この時点では「お肉に味が付く程度」に留めておいてください。丼にするならこれでは味が薄いのでは…?ぐらいでOKです。
仕上がった豚バラをフライパンから熱々の脂ごとご飯に乗せたら、その上からさらに、ご飯と玉ねぎにかけるつもりでしょう油を回しかけて完成です。言うなれば「追いしょうゆ油」ですな。
「追いしょう油」の新鮮な香りとフライパンで焦げた「香ばしいしょう油」が絶妙なコラボレイト
豚バラ肉は脂もそのまま使用していることもあり、コッテリとした口当たりなのですが、生の新玉スライスがそれを程よく調和するサッパリ感で大活躍。
「がっつり」とも「あっさり」とも言い難い、どこか不思議な食べ応えです。
また、調理の際に使ったしょう油は非常に香ばしく、後追いでかけたしょう油は新鮮で、これが個人的にはすっごく好きなんだな。元々しょう油そのものの味が好きな方なので。
これらすべての味をいい感じにまとめているのが、実はカツオ節なのです。ぜひ使ってくださいね。
ちなみに、砂糖、みりんなどで甘みを加えると、より一般的な味の丼が出来上がりますよ。
ぜひお試しください。