おおかたの成年男子の元には、折に触れて、棚を作る機会が訪れる。それが小さいものであれ大きいものであれ。自分のためか、パートナーのためか、はたまた家族のためだったか。
文庫本がピッタリ入るらしいスリムラック4段が、今回わたしの元に訪れた棚だ。すでに面倒くさい気持ちがマックスハイテンションだが、こうなったが最後…もう逃げることはできない。
本当は簡単で作りやすい「スリムラック4段」をダラダラと組み上げていくだけの記事
というわけで、特に何のオチもない記事ですのでお含みおきを。
面倒くさいからといっていくら眺めていても埒があきません。「中身を傷つける可能性があるから刃物を使って開けるなよ」という注意書きを秒で無視してカッターで開封しました。
ほら。分けてみればこんなもんですよ。左右の側板の間に棚や背板を挟み込んでいくオーソドックスなタイプのやつ。軽い軽い。あ~簡単そうだなぁ~…すっごい楽そう……
とりあえず、お昼ご飯食べてからやろうかな…♡
参考ページ豚バラ肉の旨み!爆肉(パーロー)丼【男のお一人様ランチ】
説明書の通りに作れば本当に簡単にできるんだぜ
パーロー丼を食べた後、「もしや…」と期待してスリムラックを広げたリビングに戻ってきたのだが、作業は1mmも先に進んでいなかった。我が家に小人さんはいなかったことが明確になった瞬間である。
こうなったら…食後のコーヒーを飲むしかない…!
最近胃の調子が優れなかったため控えてきたコーヒー。それを、今、このタイミングで淹れてみました。たっぷりと時間をかけてコーヒーを飲んだ後、「もしかして…!」と一層の期待を込めて戻ってきたリビングには、そのままのスリムラックが横たわっていました。
組んでねじを締めて組んでねじを締めて挿入する
仕方がない。組むか。
我が家には手動のドライバーしかないので、ねじを締める作業が一番大変。…って言っても大した作業量ではないのですが、始めから心が折れているわたしとしては、天地板と棚板のネジ締めだけで口からはみ出す程度には満腹になったのであった。
しかもこれ…もう片ほうの側板で閉じなきゃいけないわけでしょ…?もう一回これすんのかよ。…こうなったらもう、まずは、お釜のご飯を冷凍しなくては…!
油断しているとすぐ悪くなってしまう時期ですから。すぐ食べないのなら一刻も早く冷凍しておかないと。とても大事なことだからどうしても今やらねばならなかった。
組んでねじを締めてシールを張る
はぁ…はぁ…もうやるしかない。
パーロー丼とコーヒーでチャージした全エネルギーを開放し、右手のドライバーが音速を超える高速回転で時空がひずむ程度にネジを締め上げ、最後に菩薩のような笑みを浮かべながらシールを張り付けたのです。
できた…!
時計を見ると約1時間半が経過していました。途中ご飯を食べたりコーヒーをゆっくり飲んだりご飯を冷凍したりしていたので、実働は30分程度といったところでしょうか。簡単に出来るのに、どうしてこんなに面倒に感じてしまうんだろう…もともと苦手なんですよねぇ。
プラモデルは好きなんだけどガンプラ初心者の作例まとめ【エアブラシ不使用】
恐らく今までの記事で一番「…(三点リーダ)」を使ったのではなかろうか。読みにくかったら申し訳なかったが、わたしの気持ちを表現するにはこのぐらいの量が必要だった、という理解で許してほしい。
「こうなったら記事にでもしてやる」という悲しいやる気で何とか作り終えることができました。
ご苦労さん。