家飲みにちょい足し!簡単おつまみを掲載している「おうち居酒屋」シリーズ。今回は「簡単トマトソテー」の作り方をご紹介します。
程よく水分が飛んでトロトロ食感になったトマトに、ふわりと漂うバジルの香りが花を添える。お手軽なのにどこかこだわり感のあるおつまみです。
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ビールにもワインにも合う!トマトソテーの作り方
材料
- トマト…2個
- ニンニク…1片
- 塩…適量
- 黒コショウ…適量
- バジル…適量
- オリーブオイル…多め
- しょう油…適量
「簡単おつまみを掲載」と謳っている割にはどうもややこしい料理が登場しがちな当シリーズにおいて、久々に文句に恥じない超簡単料理です。心してご覧あれ。
下ごしらえはトマトとニンニクを切るだけ
主役はもちろんトマト。今回はオリンピックみたいなトマトを使用します。
個体の大きさやお腹の空き具合によりけりですが、この内2つを約1センチ程度の厚みを持たせてスライス。ニンニクは半分に切って芽を取り除いておきましょう。
ソテーにする時はある程度の厚みがあった方がジューシーで美味しいと思うんですよね。もちろん個人の感想ですので、薄い方が好みだという方はそうしてもらって結構。
下ごしらえは以上で終了です。何らかの臭み抜きすらしない下ごしらえは久しぶりだぜ!
調理はトマトを炒めるだけ
臭みが嫌いというよりは「臭みを抜くような作業を経て出来上がる料理」が好き、といったニュアンスの方が近いんですよね。手をかけて作ったこの料理をおつまみにして、この美味しいお酒を飲むんだなぁ…という、前提が生み出す満足感。
今回の料理で唯一それがあるとすれば次の工程でしょうか。
火をつけないうちからニンニクを入れたら、香ばしく色づくまで弱火でじっくり過熱し、オリーブオイルに香りを移していきます。オリーブオイルは若干多めがいいでしょう。トマトから出る水分と混ざっていい感じのソースになりますよ。
油の準備が出来たら、ニンニクをいったん取り出した上でトマトをソテーしていきます。…が、画像を撮り忘れちゃいました~。へへへ…。
トマトをフライパンに入れたら上から塩を一つまみ。あまりせっかちに動かしたりせず、面を返しつつしっかりと焼いていくつもりで。面を返した際にはそちらにも塩を一つまみ振っておきましょう。両面がよく焼けたら、お皿に取り出しておきます。
最後に、フライパンにはトマトから出た水分が旨味として残っていますので、しょう油を加えて軽く煮詰めて。
お皿に盛り付けたトマトに黒コショウとバジルを振ったら、このソースを回しかけて出来上がりです。
トマトって旨味のある野菜なんだ、と実感できる料理。
トマトには旨味成分であるグルタミン酸が豊富に含まれているんですって。話にはよく聞くのですが、サラダやなんかで食べる分にはそれほど…まぁわかるんですけど、それほど実感しないというか。
しかしこうして火を通すとそれが抜群に分かります。トマトだけなのに不思議なほど旨い。
ソテーすることでその旨味が凝縮されたところに、ニンニク風味のオリーブオイルがコクを、バジルや黒コショウなどの香辛料がさらにアクセントを加えて、めっちゃ簡単な料理にも拘わらずどこかこだわりが感じられる仕上がりです。
ちなみに角切りにしたトマトを、ナスやズッキーニなど夏野菜の仲間たちと一緒にコンソメを加えて炒めても美味しいですよ。ぜひお試しあれ。
以上、「簡単トマトソテー」の作り方をご紹介しました。
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家飲みに一品追加!簡単おつまみレシピ まとめ