
現在私は入院中である。そう、タイトル通り前距腓靭帯の修復と剥離骨折のため順天堂大学附属病院・整形外科・スポーツ診療科というところに4/2から入り今日で5日目だ。
今まで足底腱膜炎による足裏の痛みに悩んでいたが、ざっくり言うといい加減そんな症状ともおさらばしたい。
過去一安定したシューズ[アディダス] トレッキングシューズ テレックス AX4 GORE-TEX
詳しい内容については後日書く予定、今日はなぜ手術に至ったかを書こうと思う。
では渡来身位!
年代順の外傷の履歴
年代順にケガの履歴を紹介します。
損傷部 | 運動種目 | 症状 | 対処 | |
小学生 | 偏平足気味 | サッカー | 生まれ持って足裏が固い | |
中学生 | 靭帯 | サッカー | サッカーでの前距腓靭帯損傷(足首が腫れて水がたまる) | 処置なし:アイシングや休息はなし |
剥離骨折? | 町医者にて水抜き | |||
高校生 | サッカー | ひねり癖がついて、たまに外側にグニャりと曲がってしまう | 処置なし:アイシングや休息はなし | |
大学生 | 靭帯 | サッカー | ひねり癖がついて、たまに外側にグニャりと曲がってしまう | 処置なし:アイシングや休息はなし |
三十代半ば~ | マラソン | 毎日5km~10km 大会が近い時は15kmを走っていた | ||
水泳 | マラソンの後に1000m泳ぐ | |||
足に違和感 | 町医者による足底腱膜炎の診断 | |||
足底腱膜 | 15分以上歩行すると足裏が痛くなる | 走りすぎなので休息するように言われる | ||
コロナ到来 | 靭帯 | 運動やめる | 足首が腫れて水がたまる | |
靭帯 | 痛くて走れない | |||
リハビリ | 手術以外の方法として、靭帯周りの筋肉強化 半年間(1~2回/週)通う | |||
剥離骨折遊離体 | 階段上り下りで、特に下りの時で足を付いたときに針で 刺したようなズキンとした電気のような痛み | 手術を決意! 町医者に順天堂へ紹介状を書いてもらう | ||
現在 | 入院中 | 人体修復+剥離骨折遊離体切除 |

この記事を見てる人は自分自身にも思い当たる節がある人だとすれば、ケガ年表のような客観的に自分のケガ履歴を見れるシートを作ってほしい。役に立つぞ。自分がどの段階にいるか把握できるのは勿論だが、このシートを持って医者と話すか提出してほしい。医者が変わるたびに自分の語彙力のなさも相まって、全てを簡潔に伝えきれないからだ。その点このシートを作っておくとこれを見せれば先生側も早く理解できるのでWINWINなのだ!(私のような初老は長い年月を追って書いたが、若い人はもっと細分化して一年内の出来事として書くこともあるだろう。)
生まれ持って足裏が固いらしい私は、覚えている範囲では小さな頃(=小学生ごろ)から和式トイレでしゃがんで用を足す事が出来なかった。ドテーンとそのまま尻もちをついてしまうのだ。
だから和式トイレはなるべく避けてるのだが、やむない場合は必ず手すりがあるか確認してから入っていた。このことを知人や妻に話すと自分が少数派だということを知った。(ほかの人は手すりがないときは、片手を床につけ殿様の話を聞く忍者スタイルでやってんのかな~?とか勝手に想像してた)
外傷の履歴を見ても分かるように、中学の時の靭帯損傷が運命の分かれ道で、ケガをした後に速攻で行うケア(アイシング)や十分な休息がないまま、スポコン時代の象徴のように何もせず練習X練習を行った結果、何十年も溜まった負のストックの賠償を払うべく今の入院の事態を招いた事は明らか。
そこから高校~大学とサッカーをして足首のひねり癖が付いて炎症が起きても、特に処置をしなかった。
そしてなぜか三十代ぐらいから走ることに目覚めて、コロナが始まるまでの3~4年間ほぼ毎日走っていた。あの頃は毎日走らないと気持ち悪く感じて、取り憑かれる様に走っていた。
コロナ到来から突然やめた運動
手段を選ばなければやりようはあったと思うが(ジムが閉鎖になったりと)同時期に痛みが出てきて運動を完全にやめてしまった。痛みの症状としては家族と出かけても15分も歩けば足裏が痛くて歩けなくなる。といった感じだ。
足底腱膜炎でも安定して歩けたadidasテレックス AX4 GORE-TEX
この靴を履いたから痛くなくなったわけではないし、ただ痛みが発生する時間=通常15分も歩けば痛くなっていた足裏が、倍近く歩けた。もちろん長時間歩くと痛くなるので根本的な解決にはならないが、以下の点で私のおススメです。
色々なランニングシューズを履いたが、最近の軽量傾向のシューズだとどうしても横ブレが発生して安定性に欠ける。その点「adidasテレックス AX4 GORE-TEX」はトレッキングとランニングの良い所どりのようなシューズで底のクッション性や踵から包み込むような構造で安定性は抜群。しかも水を通さないGORE-TEX仕様。軽すぎると安定性がなくなり、重いのは論外。トレッキングシューズとしてはかなり軽い部類だと思う。
過去一安定したシューズ[アディダス] トレッキングシューズ テレックス AX4 GORE-TEX
町医者が併設してるリハビリセンターに通う
その後、町医者が行っているリハビリにて半年間、「前距腓靭帯周りの筋肉を強化することで安定性を高める」運動を週1~2回程度、合計半年間通ったが改善されなかった。
その後さらに数年間運動もしないデスクワーク生活を送っていて、普段通りに階段を下りた時電撃が走ったような痛みがあった。これを契機に大学病院へいくことに。
病院で診断
紹介先の順天堂大学附属病院でレントゲン、MRI、CTを取ってストレステストなど行った結果、中学時代の靭帯損傷時に骨も一緒に剥がれる剥離骨折を起こしていたのではないか?という見立てだった。
足底腱膜炎とは直接関係ないかもしれないが、上記が不安定さを生み出して足の加重バランスが悪くなってデバフのようなオプション効果を生み出してると思った。
本来優先順位的には足底腱膜炎を一番に直したかったのだが、オプション効果を生み出してる靭帯修復+遊離体の排除をしなければいけないのは誤算だった。はっきり言ってこの手術自体やらなくても良いんじゃないか?と何度も自問自答した。
昨日、理学療法士に聞いたら似たような症状(特にスポーツ選手)でやらない人がほとんどらしい。ではなぜ私はやることにしたのか、不安なく将来もずーと走りたいからである。
急がば回りまくれ!とりあえず靭帯周りの筋肉強化させたり、足裏の筋肉の柔軟性を出すトレーニングして足裏が痛くなくなったとしても、今後おじいちゃんになれば筋肉が落ちることは間違いない。そうなればトレーニングしても「足裏が痛い」といった最初のふりだしに戻ってくる気がしてならない。
それなら今まだ若い時に手術に耐えられる体、術後の復活が早いうちに直せる所は直そう!と思った。えらく長尺の割には単純な答えだが、そのぐらい悩んだ結果だということを理解してほしい(笑
次はどんな手術だったのか、リハビリについて、病床での生活、今後の予定など先生の話もふまえて書いていこうと思う。
ここまでのまとめ
①もともと偏平足気味で足裏が固い
②中学の時に前距腓靭帯損傷とそれに伴う剝離骨折
③年月経過して剝離骨折で折れた骨が遊離体となる
④足裏が痛くなり歩行困難となる
⑤手術を決意
