ロゴマーク 2019/10/08 お料理

かぼちゃのポトフみたいなポタージュみたいな【ベジブロス使用】

ライター町田
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「ベジブロス」って言葉、ご存じですか?

野菜のくず(皮やへたなど、普通は捨ててしまう部分)からダシを取ったスープのことで、こいつでポトフを作ると実に美味しいんですよ。

ベジブロスを使ってポトフを作る

材料(4人分)

  • つるしベーコン…1本
  • ウインナー…長め4本
  • かぼちゃ…1/4個
  • 玉ねぎ…2個
  • ジャガイモ…2個
  • ニンジン…1本
  • にんにく…2片
  • ローリエ…2枚
  • 塩・コショウ…適量

「ウインナー…長め4本」って何だよ!とお怒りのアナタ。ご安心ください。

今回は画像を用意しました。

ポトフの材料
これでどうだ

ほぅら長めでしょう。シャウエッセンでいうところの2本分はある。

いずれにしろこれはこの時たまたま作った分量ですので。適当にやってください。

材料の下ごしらえ ベジブロスを作る

まずはパパっと野菜を切っちゃいましょう。

玉ねぎはそれぞれ半分に切ってさらに4等分に、ニンジンは乱切りに、ジャガイモとかぼちゃはおおよそニンジンの大きさに合わせて切りそろえます。

野菜を切りそろえる
バラッと

かぼちゃは軽くレンチンして種を取り除いた上で切りそろえています。そうしないと固いですからね。


で、問題のこれよ。

野菜のくず ベジブロスの材料
問題のこれ

玉ねぎやニンジンの皮、かぼちゃの種、こういった部分を捨てずに取っておくわけです。

ベジブロスの作り方

作り方はとっても簡単。

とっておいた野菜くずを弱火にかけて、30分ほどコトコト煮込むだけ。

ベジブロスを作る
必ず弱火で

雑味の出やすい部分の集合体ですので、火加減は必ず弱火!

アクは取っても取らなくてもOKです。その時々で入れるものも違いますので、味見をしながら決めればいいじゃない。

今回はジャガイモの皮は使用せず、ニンジンのヘタは味が出すぎだと感じたため途中で取り出しました。アクはきれいに取り除いています。ネットのレシピでは「お酒を加えるとよい」との記述が多いですが、わたしの感覚では加えてもそれほど変わらないので、入れていません。

ベジブロスを作る
30分後

非常にいい色になりましたね。

これは玉ねぎの皮から出る色素なのですが、鍋の材質によっては染まってしまうことがあるため、玉ねぎの皮を入れる場合は汚れてもいい鍋を使うといいでしょう。

ベジブロス完成
濾したところ

随分減ってしまいましたが大丈夫。
足りなければ水を加えればOKです。

ベーコンやウインナーも切りそろえる
この間にお肉類も切っておいた

冷蔵庫にあった普通のベーコンを何となく材料に追加。
ほら、ポトフって色々なお肉で作った方が美味しくなるでしょ。

調理開始 コンソメは使いません

それでは作っていきましょう。

多めのオリーブオイルとニンニク、ベーコンをお鍋に入れ、弱火でじっくり風味を移して。

ニンニクとベーコンをオリーブオイルで炒める
いい香り

十分に味が移ったところで他のお肉類を投入。焼き色をつけていきます。

お鍋にお肉類を追加
お肉をゴロっと投入
いい感じに焼き色がついた
いい感じに焼き色がついた

続いて野菜類を投入。

普通に煮込んでいく方法もありますが、わたしはこの段階で野菜類も少し炒めておくのが好きなのです。

野菜類も炒める
いい感じでしょ

画像のように油が全体に絡んだら、作っておいたベジブロスを入れます。量が足りなければ全体がひたひたになる程度まで水を入れましょう。

お鍋にベジブロスを入れる
水で量を調節しつつ
アクを取ったらローリエを入れて
アクを取ったらローリエを入れて
蓋をして15分程度煮込む
蓋をして15分程度煮込む

この時、スープだからと言って水分を入れすぎないのが最大のポイント。

今回ご紹介するポトフはコンソメを使わずお鍋の中身だけでダシを取るので、味が薄くなると命取りなのです。そもそも煮込む過程で野菜からも結構な水分が出るのです。とにかく「水分は少な目に」を心掛けましょう。

コンソメを使っていないのに複雑なコク!優しい旨味のスープです

最後に塩・コショウで味を調えたら完成。

ベジブロスを使ったポトフ 完成
ベジブロスを使ったポトフ 完成

ちょっと煮込みすぎちゃったかな?
かぼちゃが溶けてしまって、ポトフというよりポタージュといった風合いになってしまいました…が、まぁそれはそれでいいじゃないか。

かぼちゃの優しい甘みが全体に溶け込んだスープに、各種お肉やベジブロスの旨味が下支えをしており、非常に複雑、かつ優しい美味しさです。

これから冬を迎えるにあたって、こういった暖かい料理がどんどん嬉しくなってきますよね。

今回ご紹介したような材料を使わなくても、お好みの食材で作っていただければ大概美味しくできると思いますので、ぜひお試しください。

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