暑いんだか寒いんだか、ここのところ自律神経を悩ませるような天候が続いています。
こうなってくると、じゃあ夕飯はコッテリとしたスタミナ飯がいいのか、それとも胃に優しいアッサリ飯にすべきなのか、頭を悩ませるところ。
それならいっそ、中を取って「豚の生姜焼き」なんかはいかがでしょう。
豚の生姜焼きの作り方
材料(4人分)
- 豚ロース肉…180g
- 豚バラ肉…180g
- 小麦粉…適量
- しょう油…適量
- 酒…適量
- みりん…適量
- 砂糖…適量
- ショウガ…適量
- 野菜類…適量
怒涛の「適量」を見よ!
そしてなぜか豚肉だけ謎のグラム指定…いいんですよ、もちろん豚肉だって適量でいいんです。たまたまパッケージにグラム数が記載されていたので書いただけなんだから。
もう全部、お好きなようにしてください。
材料の下ごしらえ 豚肉には小麦粉をまぶして
そうそう、できれば玉ねぎを入れた方が生姜焼きっぽくなるのでおススメ。この日はたまたまストックが切れていたので使っていないだけなのです。
お肉には小麦粉をまぶしつつ、重なっているものはバラしておくといいでしょう。
下味などは特に必要ありません。
たぶんこの辺りの作り方、つまり「小麦粉をまぶして下味無し」というのがおそらくタモリさん風の作り方だったような気がするんだよなぁ。おそらく。ググればすぐわかりそうな事実ですが、面倒なので調べません。
ちなみに。
わたしは昔からタモさんが大好きです。
はい。
タレはこの時点で【しょう油・酒・みりん・砂糖・おろしショウガ】をお好みの味で合わせておきましょう。
甘みをしっかりとつける、ということがささやかなコツでしょうか。
…といっても、各々の味覚に大いに依存する部分なので何とも言えませんが、わたしの場合は自身の考える「美味しい」よりも若干甘めにすると仕上がりがキマる、というか。いらない情報だなこれ。
以上で下ごしらえは終了です。
調理開始 お子さんが食べる場合はタレをよく熱して
よく熱したフライパンに油を入れ、お肉を炒めましょう。
テフロン加工などの焦げ付きにくいフライパンなら「油を入れずにお肉から出る脂のみでカリッと」という調理方法もアリなのでしょうが、我が家では鉄フライパンを使っているので、それをやると一発で焦げ付きます。
火加減は中火の強火、といった程度でしょうか。
しばらく炒めて焼き目がついてきたら、火加減を弱くして合わせ調味料を投入。
タレと混ぜ合わせることでお肉の表面にまぶした小麦粉が溶け出し、全体にいい感じのとろみが付いてきたら完成!
我が家もそうですがお子さんがいる場合、この段階でタレにしっかり目に火を通してやるとショウガの辛みやえぐみが無くなり、食べやすい味になります。
下味をしていないのにしっかり美味しい!小麦粉が肉の旨味を閉じ込める
野菜室にキャベツが無かったので、代わりにレタスとトマトを盛り付けました。
どんどん普通の生姜焼きから遠ざかっていきますが、大丈夫。結論から言うとレタスとトマトでも美味しく食べられましたよ。
下味を一切していないのに、小麦粉の衣にタレがしっかりと絡むので物足りなさは全くありません。そしてその小麦粉はお肉の旨味を閉じ込める役割をも果たしており、とってもジューシーな仕上がり。
まだ上の子が小さい頃、お安い豚コマ肉が「固くて食べられない」と嘆くので、小麦粉をまぶして料理してやると「柔らかくて美味しい!」と喜んで食べてくれていたものです。
今はもうそんなことは言いませんけどね。
そのぐらい柔らかくなるのも魅力という意味で。
簡単にできますので、ぜひお試しください。