わたしが今後、本格的に趣味にしたいと狙っているものの一つが「プラモデル」。
子どもの頃からガンダムが大好きでたくさんのガンプラを作りましたが、よく失敗して壊してしまったものです。
まだ接着剤が乾かないうちに無理やり変形させようとして壊してしまったり、貼り付けるところを間違えて、リカバーしようとして壊したり。まだポリキャップが無かった頃の旧キットでは、遊びすぎて間接が擦れてユルユルになってしまった、なんていうこともよくありました。
しかし、今なら昔よりずっと上手に作れそうな気がする。
大人の実力を試してみたい!
と、まぁそんな動機なのです。
今日はその前段として、塗装する際に使用する「塗装ベース」を自作してみることにしました。
↓わたくし町田が作ったガンプラも併せてどうぞ↓
段ボールを使用して塗装ベースを自作してみようと思う
塗装ベースっていうのは、こんなやつ。
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他にもいろんな種類があるんだろうけど、少なくともこれは完全に段ボールから出来ているように見える。そして我が家では、子どもたちが工作に使うので段ボールを捨てないで取ってある。ならば、今後の練習として、この程度の備品は自分で作ってみてもいいんじゃないかと思ったわけです。
フルートの細かい段ボールを使ってみよう
さて作ろう、と何気なく手に取ってみた段ボールですが、よく見るとフルート(波の部分のこと)の細かさに違いがあることに気が付きました。
空間が広いと持ち手を刺したときに遊びが出来てしまいそうなので、手持ちの段ボールの中で最もフルートの細かいものを使用して作成することに。
作成開始!地味~に大変…
さぁ始めますよ。
段ボールのほかに使用する道具は以下の通り。
カッターは使い古しの物で一部壊れており、刃の出し入れがちゃんと固定されないという難易度の高い代物。手を切らないように気をつけなくちゃ。
1.段ボールを柵に切りそろえる
始めに塗装ベースのボディとなる部分を作成します。
同じ形の柵を量産していくだけなのですが、いきなりこれが大変だった…。
カッターを買い替えておくべきでした。まぁ~切れない。
刃は固定されないし、そもそも刃自体が古くなっていて切れないしで最悪。
何事も準備はしっかりしよう。そう心に誓った夜であった。
2.表面が平らになるように注意しつつ張り合わせる
わたしが下手くそなせいで柵の高さがバラバラ。でも、せめて表面側は平らになるように張り合わせたいじゃないですか。
どうしたものか、しばし作戦を立てた結果。
うん。このぐらい平らになれば十分でしょう。
つまりは、表面を下に置くように接着していけばいいということですよね。
この作業も非常に大変でした。
木工用ボンドをつまようじで延ばして塗布したのですが、何しろやり慣れていない作業だったため、とにかく時間がかかってしまったという。
それでも、後半は作業に慣れてきて随分楽になったんですよ。
しかし、ふと時計を見てみると、始めてから既に約1時間半が経過していたのであった。う~む…。
3.側面と底部を補強
このままでも使えそうですが、側面を補強しないといずれ壊れてきそうな気がする。
底板も段ボールを張った方がいいですよね。現状は穴が突き抜けた状態なので、持ち手を入れたまま持ち運びができません。
と、いうわけで。
やはり、柵自体の形がまちまちなせいで、見ての通り隙間だらけ…。
しかたがないので突貫工事します。
(以下の画像は一晩置いて木工ボンドが乾いてからのものです)
欠陥住宅ってこんな感じの過程を経て出来上がるんだろうな…。
くわばらくわばら。
なにはともあれ自作塗装ベース完成
以上の作業をもって、出来上がり~。
突貫工事の成果で、出来上がってみればかなり頑丈な造りになりましたよ。隅っこに大量使用したボンドが固まって、カッチカチです。安定感も申し分ない。
作成中のシャアザクを生贄に、試しに持ち手を差してみました。
ぐらつくようなことも無く、ピタッと固定されています。大成功じゃないか。
ちなみに材料の段ボールは、ほぼ丸々使い切りましたよ。
分量の参考になりますでしょうか。
結局、ボンドを乾かす時間を抜いて、作成作業全体にかかった時間は~
約2時間!
確かに物を造る練習にはなりましたが、まぁ~大変でした。
こういった作業に慣れた人ならもっと手早くできるんだと思います。ただ、わたしの場合はガッツリ2時間かかった。そして疲れた。
そのぶん愛着は沸きましたけどね。
今後、大事に使っていこうと思います。
↓わたくし町田が作ったガンプラも併せてどうぞ↓
ガンプラ初心者の作例まとめ【エアブラシ不使用】