みなさん!チャーシューは作ってますか!?
参考ページしっとり柔らかチャーシュー(煮豚)の作り方【おうち居酒屋】
味の決め手はコレ!継ぎ足し継ぎ足し、かれこれ30年間使い続けているこの秘伝のタレなのです!(ドヤァ)というチャーシュー仙人ならともかく、わたし程度のチャーシュー凡人からすると、とかく余りがちなのがこのタレだ。
以前このタレを使った自作ラーメンをご紹介したが、今回はそのラーメンにほんの一手間加えた「進化版」をご紹介しようと思う。
以前ご紹介したラーメン町田のオリジナル豚中華そば【自作ラーメン】
豚とカツオと鶏のトリプルスープ
いや、進化版っていうのは流石に大袈裟か。このままではJARO激怒待った無しなので始めに種明かしをしておくと、要するに上でご紹介したラーメンに鶏がらスープを加えるってだけなんだな。見た目的にはトッピングなんかも違っているが、基本的にはそれだけ。
そうすることによって豚とカツオと鶏のトリプルスープになって…むむぅ。こういうのを「トリプルスープ」…って呼んでいいんだよねきっと。だって出汁が3種類なんだから。それじゃあ豚とカツオと鶏と野菜の出汁ならクワッドスープになるのかな。もしくは「出汁カルテット」かな。わかんないけどまぁいいや。
材料(2人分)
- チャーシューのタレ
- 水…500~600cc(スープの量1人分300cc目安)
- 豚バラ肉…100g
- 煮卵…1個
- 九条ネギ…適量
- 鶏がらスープ・鰹節・醤油など…各適量
タレの味を確認して作るのが一番のコツかもしれない
まずはタレの味をしっかりと確認しておこう。
チャーシューのタレは甘めに仕立てるのがわたしの好みだ。その方が家族にもウケがいい。逆にしょっぱ目に作る方、味の素を効かせて作る方などもおられるであろう。このタレを「一人分およそ300ccのスープ」になるよう薄めていく際、その味に応じた調整をしてやる必要があるので、事前の味見は必ずしておくべきだろうと思う。
スープ作りの流れ
今回の場合を例に取ると、この日はいつもの「お一人様ランチ」ではなく二人分を用意する必要があった。ということは、計600cc程度のスープを作ればいいわけだね。なので基本は水で薄めつつ、味が足りないようなら適宜足していく、というのが作業の大まかな流れとなる。
前述の通り甘めの味付けになっている我が家のタレにはこれ以上の甘味は不必要なので、味が薄まってきたら醤油、塩コショウなどの塩味を中心に味を調えた。
と同時に鰹節も入れちゃったりして
そりゃあ本来はね、しっかり手順を決めてかかった方が味のブレも少ないのかもしれないけど、毎日のお昼ご飯にそんなん面倒でしょ。別にそれほど変わりゃしないんだから、自分の好きなタイミングでやってくだされば結構です。
鶏ガラスープも適当に。
相変わらずのツルヤ信者でスマン。でも旨いんだコレ。
前回ご紹介したバージョンはどこかお蕎麦っぽい、和食っぽい風味が特徴のラーメンだったが、この鶏ガラを加えることで一気にラーメン感が増すから不思議だ。さすがトリプルスープ!…でいいのかな?しつこいか。
トッピングは余りモノで
結局は余ったタレを使用して作ったスープなわけで。どうせならトッピングもできるだけ余りモノを使ってやるとお得感があってよろしい。
タレの本体であるチャーシューは前日のラーメンのトッピングとして大活躍したわけだが、その時に余った煮卵1個を仲良く半分こに。さらにその前の日の献立、野菜炒めの余りである豚バラスライスを醤油味で炒めておいた。九条ネギは最後に乗せる用。白ネギは始めから器に入れておいて香りを立たせる用。
ねぎはもともとのストックだったから、今回新しく購入した材料は一人分数十円の中華麺だけだ。もちろん原価という意味ではある程度のお金がかかっているのは承知の上で、それでも「お得だね~」なんてニヤつきながら食べると美味しさも倍増するというもの。
本当、鶏ガラスープを加えるだけで俄然ラーメンっぽくなるんだよなぁ(当社比)。
そしてこのラーメンの一番のウリは、自分でどんどんカスタマイズが出来るということ。
今回の味付けを何となく覚えておき、次回はそこからもう一押し工夫を加えていくことで、より自分好みのラーメンに仕立てることができる。今度は出汁に煮干しを使ってみようかな?オイスターソースを加えるのはどうだろう?ニンニクマシマシで二郎風?なんて考えているだけ楽しいじゃないか。
ぜひお試しくださいませ。