前回に続き続き今回もオラホビールからチョイスしました。
参考ページ黒ビール一歩手前の深み!オラホビール「アンバーエール」【感想・レビュー】
ターゲットは、恐らくアンバーエールと並び同社のフラッグシップ商品だと思われる「ゴールデンエール」。アンバーエールが美味しかったので俄然期待が高まっておりますが、お味の方は如何に。
オラホビール「ゴールデンエール」
この缶にもありますねぇ…「BEERHEADS」の表記。軽く調べた程度ではどんな意味なのかハッキリしませんでしたが、造語かスラングなのでしょうか。
っていうかよく見るとビールから一つ目(だよね?)が覗いているし…どことなくホラーじゃない…?こいつがビールの妖怪だとするとHEADは泡の部分にあたるわけか。泡のことを言ってんのかなぁ。それともコイツが「ビアーヘッド」という名のキャラクターなのだろうか。
ゴールデンエールとは
淡い金色のビール。口当たりがまろやかだがビールの味がくっきりと強いのが特徴。ワインの表現を借りると“ボディが強い”ビールである。
wikipediaより引用
ということだそうで、いまいち要領を得ませんね。他のサイトも調べて回ってみたものの、同じくボンヤリとした説明しか見つけることが出来ませんでした。「黄金色である」という特徴以外は、それほど由来のあるスタイルではないのかもしれません。
アロマホップを重ねることで生まれる、はじける香りと爽やかな苦み。ヴィヴィッドなゴールデンエール。
ゴールデンエール 缶の裏書
公式サイトによると何やらリニューアルされているみたい。とはいえ古いバージョンを知らないわたしは比較して楽しむことはできません…悔しいぜ。
「アロマホップを重ねる」という記述から、どうやらホッピーなビールであるという想像は付きますね。下調べはこのぐらいにして、飲んでみましょうか。
じわりじわりと攻めてくる個性的な苦みが病みつきになるビール
参考ページ人を選ぶ辛さの一品「青とうがらし味噌」
豊かな香りはフルーティーというより甘さが目立つような、濃色麦芽っぽい香ばしさを感じました。そして特筆すべきはそのホップ感!味、香りともに一瞬「IPAかな?」と思うぐらいのホッピーさが印象的に舌に残ります。
で、この苦味が後をひくわけよ。
一般的なビールの苦みであれば一口目、二口目と飲み進めることによって慣れていきそうなものですが、このビールの苦みはそれと逆と言っていいぐらいに後をひくのです。飲めば飲むほど苦みが残るというか。もちろんいい意味で、です。個性的な苦みを感じつつも後味はスッキリとして飲みごたえがありました。
いずれにしろIPA一歩手前ぐらいの苦みがあることは事実なわけで、ホップ好きな人にはたまらないビールだと言えましょう。「IPAだとちょっと苦すぎる」と感じている方にもピッタリかもしれませんね。
アンバーエールに続いて非常に美味しいビールでした。
以上、オラホビール「ゴールデンエール」をご紹介しました。