今日の夕ご飯はナポリタン。
弟くんたっての希望です。
「ピーマンは入れないでね♡」とかわいらしく耳打ちをして保育園へと出かけていきましたが…。さて、どうしたものか。
俺のスパゲッティナポリタン 作り方
材料(3人分)
- パスタ…300g
- 玉ねぎ…小1個
- マッシュルーム…大3個
- ウインナー…6本
- (ピーマン)…1個
- ケチャップ…150ml
- ソース…適量
- しょう油…適量
- バター…適量
今回使用したパスタはこれ。
デュラムもセモリナもなんのこっちゃ全く分かりませんが、いつか妻の使った余りをストックの中から見つけました。
パッケージによると1人分が約100gとのこと。なので3人分で300g。ケチャップは1人分50ml計算で、150ml。
後はいつもの通りおおよそです。食べたいものを食べたいだけどうぞ。
材料の下ごしらえ
デュラムさんちのセモリナ野郎はパッケージによると9分で茹であがるみたい。
しかしそこはそれ、アルデンテのナポリタンも嫌なので、わたしの場合は指定よりも少し長めに茹でます。お好みでどうぞ。
パスタを茹でている間に他の準備を終わらせてしまいましょう。
ここからはチャチャッといきますよ。
そうこうしているうちにパスタが茹で上がりそうです。
指定の9分を過ぎた頃から小まめに食感を確かめつつ、今回はプラス1分とちょっと茹でました。
お湯を切ったらすかさず冷水で冷やし、さらに水をよく切り、乾燥を防ぐために少量の油をなじませておきます。
つまり、麺を作り置きするわけですね。
ここまで済んだら具材ともどもラップをして冷蔵庫へ。
食べ比べてみるとわかりますが、出来立てを使うより遥かにナポリタンっぽくなるんですよ。
お昼ご飯の後片付けついでに準備したので、夕飯になるまで6時間程度このまま置いておくことになります。
ネットのレシピなどを見ると「一晩寝かせておくとベスト」だそう。
時間に余裕のある方はお試しあれ。
調理スタート
あっ!
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…っという間に夕方です。
家族も元気に帰ってきました。
時間が経つのが早くて…ホント、あれこれ熱中しているとマジであっという間なんだよな。
さっさと作らないとハラペコ軍団から文句が出てきそうなので、急いで。
まずは具材に火を通します。
熱したフライパンにマッシュルームと玉ねぎを投入。
玉ねぎがしんなりとしてマッシュルームに焼き色が付いたら、続いてピーマンとウインナー。
炒める順序はわたしの好みに過ぎません。火を通したい順にどうぞ。
おおよそ火が通ったら具を片側に寄せて、空いた部分にケチャップを入れよく炒めます。
ケチャップの余分な水分を飛ばして旨味を凝縮しつつ、炒めた香ばしさをプラスするということです。
さらにこの段階でソースとしょう油をひとまわしずつ加えて。
どちらも使うのがわたしのおすすめ。
これ以上炒めるとケチャップが焦げ付き始めるかな?というぐらいになったら全体と混ぜ合わせましょう。
ケチャップの酸味が飛んで、なんとも甘~く香ばしい匂い。
全体が良くなじんだらもう一度片側に寄せ、バターでパスタを炒めます。
温めつつ、炒めつつ、といったところでしょうか。
頃合いになったら全体をよく和えて完成です。
懐かしくてどこか本格的な味。それが俺のナポリタン。
俺のナポリタンは、実は「俺の」と銘打つほど特別なレシピではありません。
俺がネットで見たいくつかのレシピを参考に、俺が何度か作る過程で俺が試行錯誤し、俺が多すぎると感じたものは俺が抜き、俺が物足りないと感じたものは俺が足し、俺好みの味に近づけていった俺という意味での俺のナポリの俺のタンなのです。
まぁそれでもポイントをいくつか挙げるとすれば、
- パスタは寝かせて使うべし
- マッシュルームは大ぶりに切り焼き色を付けるべし
- ケチャップは良く水分を飛ばしソースとしょう油を合わせるべし(なんならケチャップも数種類混ぜるべし)
- パスタは最後にバターで炒めてから和えるべし
こんな所でしょうか。以上4点もそれほど特別なことではないような気のしますが…まあいいか。
ナポリタンですから基本的にはホッと安らぐ懐かしい味。
なのですが、一つ一つのちょっとした工夫が効いて、どこか本格的で飽きの来ない味わいに仕上がりますよ。
さりげなくも普通に入れたピーマンは、文句を言わず食べてくれました。やったぜ。
ぜひお試しください。