手を変え品を変えお茶を濁してきた「のんびりポップ曲」ですが、ついにミキシングなる謎作業のお時間がやって参りました。
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- のんびりBGMが足りないのでネタ3曲を急遽作成
- ドラムとベースでお茶を濁す【アレンジ編#1】
- ギターを弾いてお茶を濁す【アレンジ編#2】
- ミキシングや空間系比較でお茶を濁す【完成】【この記事】
以前はそれとなく作業内容なんかを書き連ねたものですが、今回はよりポイントを絞ってお送りします。
のんびりポップ曲 完成!
まずはその「ミキシング」を経て完成した音源をどうぞ。比較用としてミキシング前の音源も用意しましたが、音量に大きな差異があります。聴き比べる場合は完成音源のボリュームを60%程度に絞るとちょうど良くなりますよ。
♪「のんびりポップ曲」完成
♪比較:ミキシング前
ミキシング前に比べると曲全体がまとまったというか、聴きやすくなっていると思いませんか?これこそがミキシングの成果なのですが、そもそも「え?全然聞きやすくなってないけど…?」と感じた方はもう本当、本っ当に…アレだ。その感想を胸の奥にグッ…と閉じ込めて永遠に葬り去って欲しい。
だって、この作業だけで丸2日間かかってるからね!
作曲に15分、アレンジにギター録りなんかも含めて半日、ミキシングに丸2日。この作業バランスって何かおかしくね!?
アイデアの閃きである作曲が一番簡単で早い。そのアイデアを発展させるアレンジにはいつも少しだけ頭を使い、ミキシングで一気に消耗するという…いや、おかしくないか。こう書き出してみると妥当か。くそう。
空間系エフェクター「ディレイ」と「リバーブ」を比べてみよう
作曲とアレンジだけ(もっと言えば作曲だけ)をやっていられるなら、今より素直にDTMを楽しめる気がします。とはいえ、自分の曲だからこそより良く聴いてもらいたいという想いが強くなり、ミキシングに時間がかかってしまうという側面もあったり。わたしと好みの合う「ミキシング大好き人間」がいるなら全て丸投げしてしまいたい…というのが本音ではありますが。
さて。
今回の曲では後半のギターに「ディレイ」という効果を適用しました。俗にいう「空間系」と呼ばれるエフェクターの一種で、適用した音がまるでやまびこのように遅れて響くというもの。
♪ディレイをかけたギター抜き出し
そして空間系にはもう一つ有名なエフェクター「リバーブ」があります。音楽には詳しくないけど名前は聞いたことがある、という方も多いのでは。
こちらは空間の残響音をシミュレートするエフェクターなのですが、言葉ではディレイとの違いがわかりにくいですよね。やまびこだって残響音っちゃあ残響音なわけで。まぁ、聞けば一発ですよ。
♪のんびりスロー曲(超絶リバーブ)
大き目のお風呂かな?つまり両者の違いを言葉に表すなら、【ディレイ=やまびこ】【リバーブ=お風呂】ということになりますね。わかりやすい。
「スーパー銭湯で弾いたピアノ」をシミュレートしたい場合はもちろんこのままでOKですが、健康のためを考えるならお部屋で弾いた方がいいのは明らか。のぼせちゃうぜ。
♪のんびりスロー曲 完成
予告通りピアノソロ曲として仕上げてしまいました。こんなのはこんなのでBGMとしての使い出があるように思うのです。
というわけで今回はここまで!のんびり曲が2曲も稼げてしまって大満足。またゲーム動画に登場した際は当記事を思い出してくれると幸いです。不思議なもので、そんな風に考えると本当に嬉しくなっちゃうんだよなぁ。なんでだろう。
それでは!
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