動画編集を初めて早2ヶ月半。
未だ作業に慣れておらず、10分前後の動画を作成するのに3時間以上の編集時間を費やしている有様です。正直動画編集ソフトを立ち上げるだけで憂鬱になるレベルで、終焉はもうすぐそこまで迫ってきている予感…。
そこで、10月の特集は今にも折れそうな心を立て直すべく、わたしが今まで編集してきた動画を振り返りながら、今後どういった方向で作業していくかを考えるという超個人的な内容でお送りいたします。
今まで編集してきた動画を振り返ってみる
SteamのSlipSlopというゲームのプレイ動画を初めてアップしたのが2019年7月14日のこと。動画編集作業の初経験もその時でした。
字幕の出し方に変化をつけたり自作のBGMを挿入したり
当初一番考えたことは「字幕(テロップ)の出し方で気持ちのニュアンスを伝えられないか」ということ。
Slip Slop #1
参考:SlipSlop
動画編集には「Windows Movie Maker」というフリーソフトを使用しています。
※この記事ではソフトに関する詳細(使い方など)はご紹介しません。
喋りが下手で実況を諦めたわたしが、それでも文字で気持ちを表現したいと考えた作戦です。
動画を見れば「ああそういうことか」程度のこと。
しかし、動画編集に関するセオリーを一切持たないわたしとしてはこんなことでもアレコレと悩んで考えるわけだ。そりゃ進まないってモンです。
Slip Slop #2
ただカットしてしまうのではなく、努力を感じて欲しい(クリアした時のカタルシスに繋げるための)シーンには倍速再生を適用しました。しかし、Windows Movie Makerの仕様なのか、困ったことに8倍速以上はBGMが消えちゃうんですよ。無音だとさすがに物悲しいので、2:30付近からの8倍速では初めて自作のBGMを挿入しています。
もちろんテロップの大きさ・出し方などは試行錯誤を継続中。
似たような動画なので#3は省略しますが、#3ではスローモーション再生を初使用しました。
画質について見直してみた
さて。
実はここまでわたしは「画質」や「容量」ということについて全く気に留めていません。実務的な編集作業にほぼ100%の興味が向いてしまって、こういう基本的なマターが全く意識に上らなかったという…。 後先が逆。てへ☆。
普通に考えたら出来るだけきれいな画質で、かつ容量は可能な限り軽いほうが何かと扱いやすいですよねぇ。
ロイロ ゲーム レコーダー 設定の違いによる画質の違いを比較
わたしは「ロイロ ゲーム レコーダー」というフリーソフトを使ってゲーム動画を録画していますが、このソフトの録画設定を改めて見直してみたのが以下の動画です。
参考:無料で最強のゲーム録画「ロイロ ゲーム レコーダー」実況、キャプチャに
初めてフレームレートの大事さに気が付いたのがこの時。
60fpsでキャプチャすると容量はその分大きくなってしまいますが、これだけ違うのなら必要経費といったところでしょうか。
この動画以降は全て60fpsに固定して録画、編集を経てレンダリングしています。
…ちなみに、この動画と前回動画の間には約一か月のブランクがありますが、それはこの時点で一度心が折れかけていたから。
面倒くささが極限に達し、ついにはゲームをする段階でその後の編集作業が頭をよぎるようになり、最終的に全てが嫌になってしまったのであった。
そんなことで実はこの動画から、編集ソフトを「DaVinci Resolve」というこれまた無料で使えるソフトに変更したのでありました。 そう、わたしはこの危機を、編集ソフトを新しくすることで乗り切ったのである!
…変更したから何だと言われればそれまでなんだけど…何となく気分が変わるでしょ。画面だってカッコよくなってテンションが上がるし…。まぁ何て言うか、新しい洋服を着たら街に繰り出したくなる、みたいな?メンノン的なアレですよ。
字幕やロゴなどのテロップが一画面に複数表示できているのはこのためで、Windows Movie Makerではその処理が出来なかったのです。
シーンごとにカットをつないで動画にしてみた
ここからは心機一転「Stardew Valley」という新しいゲームの動画に変わります。
スランプは乗り越えたとはいえ、わたしにとってSlipSlopはもう消えない「嫌なニオイ」が染みついたゲームになってしまったのであった。南無~。
以下、2019年10月2日時点での最新動画から2つをご紹介。
モンスターが蠢く鉱山に初潜入!【Stardew Valley #5】
ペリカンタウン公民館の怪!【Stardew Valley #6】
実はこの2つの動画、いや、厳密にいうと「Stardew Valley #3」「Stardew Valley #4」のセットもそうなのですが、基本的な編集方法を今までとは大きく変更しました。
新しい編集の流れは以下の通り。
新しい編集方法
- 1時間程度プレイする
- 農業なら農業、坑道なら坑道と、シーンごとにカットを切り分ける。
- 切り分けたカットをシーンごとにまとめ、2つの動画に割り振って動画にする
実際は1日にあれこれ違うことをするわけですよ。でもそれを時系列通りにそのまま垂れ流すと非常にわかりにくい。なので、シーンごとにまとめてしまおうというわけ。
さらに、今は何をしている場面なのかがわかるように、画面左上にシーンのタイトルを設置しました。こうすると時系列はバラけてしまいますが、まぁ何を取るかといったところでしょうか。
一回のプレイに対して【Stardew Valley #5】がA面なら、【Stardew Valley #6】がB面、みたいなイメージですね。
逆に、SlipSlopの動画はあくまで時系列に沿った形でいらないカットを削って、つなぎ合わせて、という流れで動画を作っていました。
この辺りはゲームの種類による向き不向きだろうとは思います。
「自分らしさ」を感じてもらえる動画を作りたい
振り返りは以上です。
ここで一旦頭を冷やして考えることができて、今回はいい機会になりました。俗にいうYoutuberの人たちって動画編集の意味でも凄いですよね。わたしの作る謎動画の何倍も見やすいもの。テンポもいいし。流石ですなぁ。
真面目な話このウェブマガジンに限らず、今後何かを発信していく際に、動画編集のスキルがあれば便利なのは間違いないことだと思うのです。
そういった意味でひとまずの目標としては「動画編集が億劫にならない程度には作業に慣れる」ということかな。
結局のところ、まだ10個の動画しか作っていません。
これから数を重ねる中で、少しづつでも作業に慣れていけるように腰を据えて臨んでいくつもりです。
そして、もう一つ先の目標として、ぜひ「自分らしさ」を感じてもらえるような動画編集のスタイルを身に着けたい。
今まで「編集」「カット」といったような視点で映像作品を見てきませんでしたからね。自分の好きな映画やアニメを今一度そういった角度からチェックし直してみて、自分好みのカット割りや、編集方法を研究してみようと思いました。
幸いわたしは楽曲を作ることができるので、オリジナルのBGMと組み合わせればそれなりのものができるかもな~なんてほくそ笑んでみたり。
ある程度の形になるのはしばらく先のことになるだろうけど、そんなことでも考えなくちゃ絶対また嫌になっちゃうからね。
というわけで牛歩ではありますが、面白い動画になるようにチャレンジしていきますので、しばらくは未熟な動画にお付き合いいただければ幸いです。
楽しんで視ていただければ尚嬉しい!
それでは。