今まで何回かアップしているゲーム動画は、「ロイロ ゲーム レコーダー」というフリーソフトで録画しています。
参考:無料で最強のゲーム録画「ロイロ ゲーム レコーダー」実況、キャプチャに
フリーソフトとはいえ、「フレームレート(1秒間で見せるフレームの枚数。単位は【FPS:frames per second】)」や「動画の品質」などの設定ができるようになっており、わからないながらに値をいじってはみたのですが…わたしにとってのベストな設定を未だに把握していません。
理屈も大事だとは思いますが、映像ならば見た目で判断するのが一番!
設定を変えながら画質を比較してみようじゃないか。
設定の違いでどのぐらい画質が変わるのだろうか
ロイロ ゲーム レコーダーで設定できる項目の内、主に画質に関わってくるものは「フレームレート」「品質」「録画モード」の三種類だと思われます。
詳しいことはいずれ別の記事にまとめるとして、今回は「画質の違いを見た目で比較する」ということに絞ってご紹介。
動画を作成しましたので、まずはご覧ください。
この動画はロイロ ゲーム レコーダーで録画したものを「DaVinci Resolve」というソフトの無料版で編集、レンダリングしたものです。
参考:DaVinci Resolve 16 | Blackmagic Design
つまりは録画した生の状態ではないので、そこだけお含みおきを。
※アップロードした動画の容量が重いのか、再生のし始めはやや動画が粗くなるようなのでご注意ください。
設定の違いによる録画データ容量を比較
それぞれの設定での動画1秒あたりの容量は以下の通り。
数字は小数第二位で四捨五入しています。
動画1秒当たりの容量
- 【0:00~】60fps・品質99…14.6M/1s
- 【0:25~】60fps・品質95…7.3M/1s
- 【0:45~】30fps・品質95…4.1M/1s
- 【1:10~ 左側】DirectX/OpenGLモード…8.1M/1s
- 【1:10~右側】Windowモード…7.9M/1s
- 【1:47~】60fps・品質90…5.5M/1s
- 【1:58~】60fps/品質85…4.4M/1s
- 【2:10~】60fps・品質80…4.2M/1s
- 【2:38~】60fps・品質75…3.5M/1s
- 【2:58~】60fps・品質70…3.3M/1s
所見&わたしがベストだと思う設定
前提として、わたしはハイスペックなPCを使用していません。
もしハイスペックであれば、編集する前の元素材としては迷わず「フレーム60/品質99」を選べばいいだけの話。そういうわけにはいかないので、画質と容量を比較して一番お得な設定を見出そうというわけなのです。
1番と2番の差がまずヤバい。
品質99ってなんなの。品質95と見た目はそれほど変わらないにもかかわらず容量は倍です。ヤバい。この時点で品質99は落選しました。
次に引っかかったのが「フレームレート30」設定。
突然動きが粗くなりましたよね。確かに容量も減っていますが、この後さらに編集することを考えると「素材」という意味ではとても使えません。ゆえにこれも落選。
4番と5番の比較は動画上ではわかりにくいかもしれませんが、編集をしているとその差は歴然。よって、録画モードについては「DirectX/OpenGLモード」で確定です(今回録画した動画でWindowモードは4番右だけです)。
ここまでくれば後は品質の問題ですね。
わたしの主観としては、しつこいようですがこの後さらに編集する前提の素材とするならば、品質90あたりが限界かなぁ…といった印象。
ただ、これは録画するゲームの種類で大きく変わってくるようです。
今回動画にしたSlipSlop以外のゲームも録画してみましたが、比較的動きが大きいゲームでは品質が低くてもそれほど気になりませんでした。
また、ゲームに依って容量のサイズも違うことが分かりました。
設定の違いによる相対的な比率は変わらないのですが、絶対数が違うのです。色数の違いなのか、画面の動きの違いなのか、ハッキリした原因はわかりません。とにかく、ゲームによっては全体的に倍程度の容量になったケースもありました。
以上を踏まえて。
フレームレート60、DirectX/OpenGLモードは確定。
後は録画したいゲームに合わせて、編集に耐えうる画質が保たれるように品質の値を設定する。
これでいってみようじゃないか。
Steamのゲームをいくつか新規購入したので、今回の検証を踏まえておいおいプレイ動画をアップしていく予定です。
お楽しみに!