ライターhiro
今更ですが、最近ホリエモンの本を何冊か読んでライブドア事件についてどんな事があったのか興味深く読ませてもらいました。
そうしたら当時ライブドアのNo.2と言われていた宮内亮治氏の著書「虚構 堀江と私とライブドア」という本が発売されているのを知り興味を持ちそちらも読みました。
↑こちらの本です。
堀江さんの主張と宮内さんの主張は全く反対で堀江さんは無罪を主張、宮内さんは罪を認めていました。
宮内さんの本には具体的にどうゆう流れで何が起きていたのかが書かれていて、読んでいて面白かったです。
どちらが本当の事を言っているのか、またはどちらも本当の事を言っているが認識の違いで考えがすれ違ってしまっているのかは分かりませんが、双方の意見を聞くのは本当に大事だなと思わされました。
物事の見方を角度を変えてみるとここまで違うものかと再認識できる本でした。
内容もとても面白くそしてなにより読みやすい文章でした。
宮内さんのことはあまりよく知りませんでしたが、なんとなくのイメージですごく悪者のような印象がありましたが、この本を読んで印象が変わりました。
野心家ではあると思いますが、どんな手を使ってでも（法律に触れるようなことをしてでも）金を稼ぐようなそんなイメージがありましたが、そんな事は無くただ仕事が好きでグイグイ進んでいったらどんどんでかい案件になり制御が効かなくなってしまったそんな印象を持ちました。
また、罪に問われている粉飾決算と風説の流布ですが、罪自体の概要は分かるのですが、では具体的にどこがどういけなかったのかが理解ができませんでした。
私の頭が悪いせいかもしれません・・・。
個人的には堀江さんの本よりも宮内さんのこの「虚構」の方が面白くて一気に読んでしまいました。
