少し前から世界的に半導体不足だというニュースを耳にするようになりました。
なんとなく聞く言葉なので聞き流していましたが、ハッキリと説明できません。
パソコンやスマートフォンの中に入っているという部品という認識はありましたが、その程度でどんな部品かはわかっていませんでした。
今回はそんなよく聞く半導体について調べました。
まず一番重要な半導体を説明する前に
導体というものがあります。
これは電気を通すものです。金属とかになります。
具体的には銅や銀とかになります。
逆に絶縁体というものがあります。こちらはよく聞く言葉かもしれません。
電気を通さない物質でゴムとかになります。
他にもガラス、油、木、プラスチックなんかも絶縁体です。
で、今回のテーマの半導体ですが、電気を通したり通さなかったりするもので、
条件によって変わるという性質をもったものです。
条件とは半導体を「温める」「不純物をあてる」などした場合にもともと電気を通さなかったのに電気を通すようになります。
代表的なものとしてシリコンやゲルニュウムがあります。
この半導体を使ってトランジスタという弱い電気信号を強いものに増幅させるものが作られます。
そしてこのシリコン半導体基板にトランジスタやコンデンサ(電気を蓄えたり放出したりするもの)などを封入したものを集積回路といいます。ICと呼ばれたりもします。
半導体が不足するとこの集積回路が作れなくなります。
この集積回路はパソコンやスマホ、テレビなど様々な所で必ず使われます。
そして何故世界的に半導体が不足したかというと、
・5Gに以降するために需要が拡大した
・コロナで家にいることが多くなったためテレビ、パソコン用の半導体需要が拡大した
・供給側のメーカーがコロナの影響で出社停止や工場停止などで部品が手に入りづらくなり供給が追い付かなくなり混乱した。
このような理由で半導体が不足するという事態になっています。
そしてこれは2022年もまだ続きそうな見通しみたいです。
普段何気なく聞いているニュースも調べてみると知らないことだらけでした。