鼻の調子を崩しやすい皆様、日に日に空気が乾燥してくる昨今、いかがお過ごしでしょうか。
なにしろわたくし、Reeazy編集者 町田は、ギリギリ慢性化していない程度の副鼻腔炎持ちで、少しの体調不良をきっかけに緑色の鼻水をズルズルやっている次第。
副鼻腔炎特有の顔面から頭部へと続くイヤ~な痛み。本当に辛いですよね。
そんなわたしのおススメ対策はズバリ「鼻うがい」!
鼻うがいはちょっと怖いなぁ~というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、大丈夫。正しい方法で行えば痛みを伴うこともなくとっても簡単で、効果てきめんなんですよ。
ぜひ読んでトライしてみてください。
正しい方法で痛みゼロ!鼻うがいのやり方
それではやり方をご紹介します。
ネット等で調べた情報をもとに自分流のアレンジを加えたものですが、人によっては合う合わないがあるかと思いますので、行う場合は自己責任でお願いしますね。
1.煮沸した食塩水(0.9%)を作る
誰でも一度は経験したことがあるであろう、鼻に水が入った時のツーンとした痛み。
この痛みは体液と水との浸透圧の違いが原因です。なので、鼻うがいを行う際は体液と同じ浸透圧である「0.9%の食塩水」を用いて行いましょう。
さらに、水道水に含まれる雑菌などが鼻の中で悪さをしないよう、一度煮沸した水を使ってください。
0.9%なので、991mlに対して9gの食塩を入れればいいわけですが…わたしはそれほど厳密に測っていません。
鼻うがいを始めた頃はいちいち測っていたんですけどね。どうせいつもと同じお椀とスプーンを使って作るので、いつしか目分量でやるようになりました。
みなさんはしっかり測って作るべし(迫真)!
体温と水温の差も痛みや違和感の原因になるので、この後は体温と同じ36℃~37℃程度に冷めるまで待ちましょう。
これで体液と同じ浸透圧で、体温と同じ温度の食塩水が出来上がりました。
この食塩水で鼻うがいをすれば痛みを感じることはほぼないハズ。少なくともわたしの場合、痛かったことは一度もありません。
2.鼻うがいの方法2種
鼻うがいの方法については2種類をご紹介します。
鼻から入れて口から出す【普通の鼻うがい】
まずはオーソドックスなこちらの方法から。
鼻の片方を押さえて、少しうつむき加減で器に鼻を近づけ、もう片方の鼻からゆっくり食塩水を吸い込みます。
前述の食塩水を使えば痛みは無いハズなので、そのまま吸い込んでいるとやがて口の方へ垂れてくるのがわかるでしょう。そうしたら口から吐き出します。
これを交互に数回ずつ、すっきりするまで行えばOKです。
※鼻うがい後の処理については後述
途中に「リアルなうがい」を挟む【町田流】
これはわたし流なので万人受けはしないかもしれませんが一応ご紹介。
鼻に入れた後、鼻の中でリアルなうがいをしてから吐き出す方法です。
少し慣れが必要になってくるのですが、食塩水が鼻の奥までいきわたったところで、その場所に食塩水を留めるイメージで鼻から息を吐きます。ちょうど「ハミングする」ようなイメージで行うといいでしょう。
その息で上手く食塩水をつかまえることができると、鼻の中でガラガラうがいができますので、気になる部分を存分にうがいします。
鼻と口の境目というか、ちょうど後鼻漏で気持ちの悪い部分もかなり洗浄できますので、爽快感は段違い!
…なのですが。
誤って耳の方に水が入ってしまうと中耳炎になる可能性もあります。決しておすすめはしませんが、参考までに。
3.鼻うがい後の処理
鼻うがいが終わった後も、鼻の中や副鼻腔にはかなりの食塩水が残されています。真剣に鼻をかんで出そうとすると、先述の通り耳の方に水が入ってしまい中耳炎になる可能性があるので、無理に排出しないようにしましょう。
お辞儀をするように体を折って鼻を下にしたまま数十秒待ち、そのあと顔を上げると、ある程度の食塩水が自然に出てきます。
残りは自然に無くなりますので、その程度でOK!
これで鼻うがいは終了となります。
ついでに副鼻腔も洗ってしまう【町田流】
わたしの場合、鼻の中や副鼻腔に食塩水が残った状態で頭を軽く振ります。
すると上顎洞に溜まった水がチャポチャポ揺れるのがわかるので、そのままゆすぐイメージでしばらくチャポチャポしてからお辞儀の件に移ります。
この方法で、上顎洞の底に溜まっていたドギツイ色の鼻水が排出できたこともありました。
しかし、しつこいようですが耳に水が入る恐れがあるので、こちらもおすすめはしません。
そもそも副鼻腔炎が悪化しているときって、上顎洞が閉ざされていて水が入っていかないんですよね~。困ったもんだ。
鼻うがいのやり方のご紹介は以上です。
いかがでしたでしょうか。
やったことのない人には少し抵抗がある方法かもしれませんが、副鼻腔炎の対策としては定番ですよね。一定の効果は身をもって体感しているので、やって損はないと思いますよ。
よかったらこの機会にお試しください。