生活していくということは、モノが増えるということ。
大人の場合は別にしても、子どもたちのための物量はまさに「増殖」していきます。
おもちゃはもちろん絵本や教科書、プリント類、習字セットなどの用具、それに服。枚挙にいとまがない。
たまに捨てるものを捨てなくちゃ家が爆発してしまうわけですが、そうした幾度のお片付けを経ても捨てられずに生き残った、わたしがダンボールで作成したおもちゃたちがあります。
ダンボールで作った子どものおもちゃをご紹介
段ボールっておもちゃに限らず何を作るにも便利。そういえばプラモデル用の塗装ベースもダンボールで作成しましたね。
木工用ボンドで接着してやればそれなりの強度が保てるのが一番の魅力でしょうか。やっぱりおもちゃは丈夫であって欲しいもの。
捨ててしまったものもたくさんある中、特に子どもたちの琴線に触れたのだろうと思われる生存者たちをご紹介します。
ベーターカプセル
何年か前、アマゾンプライムにてウルトラマン関連作品のほぼ全てが無料視聴できたのをご存じでしょうか。
まだ見たことのないシリーズがいくつもあったのに、大好きな初代ウルトラマンを繰り返し見ているうちに期間が終了してしまいました。子どもたちについてはさらに好みが限定されており、なぜかベムラーとラゴンの回をヘビロテして終了したという。親子ともども実にもったいない。
ちなみにわたしは実相寺監督の回が大好物です。
やや話がズレてきてしまいましたが、そんな頃に作ったベータ―カプセルがこちら。
作成から何年も経っているのに未だに壊れていないのがスゴい。やっぱり段ボールと木工用ボンドの組み合わせがいいんだろうな、きっと。
ウルトラアイ
ベーターカプセルがあるならウルトラアイもあるだろうと。
鼻のところのカーブを作るのが難しかったことを覚えています。
目の部分には透明プラでも入れ込んでやるつもりだったのですが、遊んでいるうちに外れたりすると目に入って危なそうなのでやめました。
見つけたときはホコリまみれだったのにちょっと払ってやればこの通り。どこも折れていないし、キレイなもんです。
マイクラのハンマー
当時マイクラを知らなかったわたしが、「お父さんマイクラのハンマー作って」という作成依頼に対して、「マイクラのハンマー」という語感のみで想像して作ったおもちゃ。
ベーターカプセルやウルトラアイと比べるとかなりハード目な遊びに使用されていました。お陰で柄の部分は一度折れましたが、中に割りばしを通して補修してあります。
ヘッドは新聞紙を詰めた上でガムテでふんわり作ったので、色んなところをトントン叩いても大丈夫。
…っていうか、マイクラにハンマーってあったっけ?MODとかならもうわからんけど。
超ハイパーメーサーピストル
「メーサー」ってなんだろう。
ゴジラ好きなアナタなら一度は考えたことがあるはず。
そんな超技術「メーサー」の力を現代の超科学で超小型に凝縮し、ピストルとして携行することが可能となった超兵器。
ところどころひん曲がってしまっているのにも関わらず今まで廃棄されなかったのは、超ラッキーとしか言いようがないだろう。
シャイニングナイトメア・ジェノサイドアーム
腕に装着し打撃を繰り出すことで時空に歪みをもたらすほどのエネルギーを生む、「シャイニングナイトメア」シリーズの最終兵器「ジェノサイドアーム」。
その威力ゆえもう何度も破損しているが、その都度修理しつつここまで生き残ってきた一品。
上の子のために作成したが本人はもう大きくなってしまって着けることができず、今は下の子が気が向いた時に遊ぶ程度である。
まぁ、最近その「気が向いたとき」が無くなってきたからおもちゃ箱の中に埋もれていたわけで…。捨てられなくてよかったなぁ。
いかがでしたでしょうか。
一つ一つは大したおもちゃじゃないのですが、こういうのをみんなでワイワイ作るのが楽しいんですよ。
ここがこうだったらもっとカッコいいとか、面白いとか、アレコレ出てくるアイデアを実現するにはダンボールはうってつけの材料だと思います。
お暇なときにでも、ぜひお試しください。