この時期、長野市のスーパーには「ぼたんこしょう」なる商品が出回ります。
どうやら中野市の伝統野菜みたいですね。由来についてはわたしも今回初めて知りました。
ピーマンと唐辛子のあいのこのような野菜で、唐辛子の独特な辛みを適度に持ち、かつピーマンの様に肉厚で食べ応えがあるという、まさに「いいとこどり」なニクイ奴。
基本どんな料理に使っても美味しいのですが、軽く火を通してしょうゆ漬けにしてやると、非常に役立つ常備菜になるんですよ。
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ぼたんこしょうのしょうゆ漬けを作る
それでは作っていきましょう。
材料(2人分)
- ぼたんこしょう…3~4個
- しょうゆ…ぼたんこしょうがヒタヒタに漬かるぐらい
- 保存ビン…3~4個のぼたんこしょうが入るぐらい
たくさん食べたい人は、より大きい瓶にた~くさんのぼたんこしょうを入れて作ってもいいし。作りすぎると悪くしてしまいそうならもっと少量でもいいし。好きにしてくれ。
ぼたんこしょうを炒めてしょうゆに漬けるだけ
実は記事にすることを考えずに作り始めてしまったため、今回使用したぼたんこしょうの元画像が無いのです。
仕方が無いので、切る前の状態をマニュアルで再現した画像がこちら。
ね。見た目はちょっと丸めのピーマンでしょ。でもちゃんと唐辛子の味がするんですよ。
種を取り外し皮の部分を一口大に切りそろえたら、油を使わずにフライパンで炒めます。
完全に好みの問題なので、油を使いたければ使ってください。
食べ比べた結果、わたしとしては油を使わないほうが唐辛子の味が引き立って美味しかったと。それだけのことです。
以前、生のまま漬け込んでもそれはそれで美味しくできたので、炒め加減もお好みでいいんじゃないでしょうか。わたしの場合は少しぼたんこしょうに焦げ目がついて、少しクタッとしてきたところでOKにしています。
そうしたらビンに取って、ひたひたにしょう油を入れたら出来上がり。
わたしは元々辛い物が好きなので種ごと加えていますが、もちろん食べません。辛みをブーストするために入れているだけ。辛い物が苦手だという人は始めの段階で捨ててしまってください。
漬け込むしょうゆは、もちろん味付けをして使用しても美味しいですよ。
手軽なのは、乾燥昆布を一切れ一緒に放り込んでおくとか。みりんやお酒で甘みを加えても美味しい。一通り試してみた結果、わたしとしてはしょうゆだけで作ったものが一番おいしかったと。それだけのことです。
今回こんなのばっかりだな。
お蕎麦と一緒に食べてみた
上記の工程はお昼に行い、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れておきました。
この日の夕食はお蕎麦。
せっかくなので一緒に食べてみることに。
3~4時間は漬けたでしょうか。
仕上がりとしては浅漬かりですが、シャキシャキと歯ごたえがあって、十分な塩味もあるし、とっても美味しく出来上がっていました。
もちろんお蕎麦にも会います。お蕎麦に七味唐辛子をかける感覚に近いかも。全部同じ食べ方にしたら飽きてしまうかもしれないけど、こうしてたまにつまむのが食べ方としては正解な気がする。
そのままお酒のおつまみにしてもいいし、煮物の薬味にしてもいいし、肉野菜炒めのトッピングなんかにも最高です。っていうか何に乗せても基本合います。
さらに、漬け込んだしょう油は「唐辛子風味のしょうゆ」としてこちらも万能調味料に。なので漬け込むときはケチらずたっぷり使うといいですよ。
いずれこのしょうゆを使った簡単お料理もご紹介しようと思っていますので、お楽しみに。
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