
家飲みにちょい足し!簡単おつまみを掲載している「おうち居酒屋」シリーズ。今回は「ナスの揚げ浸し」の作り方をご紹介します。
圧倒的な猛暑日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。天気予報で目にする数字がお風呂の設定温度より高いんだから…いい加減にして欲しいよ。暑さでバテ気味の身体に、ぜひとも冷やして召し上がれ。
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揚げたら大体旨い野菜No.1「ナス」をタレに浸していただく
ナスほど油の恩恵を受ける野菜は無いのではないでしょうか。なんなら素揚げにしてしょう油をぶっかけるだけで十分喰える。
材料
- ナス…2本
- だし汁…400ccじゃ多かった
- しょう油・みりん・酢…各適量
その揚げナスを和風のタレに浸していただこうという料理なんだから、旨さが確約されているといってもいいでしょう。
わたしにしては珍しく出汁の分量などを測ってみましたが、結果的に400ccでは多かった。それをそのまま表記してしまうという実に正直な分量表なのです。出汁の量を減らすかナスの量を増やすかするといいと思うぜ!
ナスに隠し包丁をしつつ灰汁を抜く
ナスは冷蔵庫の中でひっそりと乾きつつあった、残り物の2本を使用。

味が染みやすくなるよう隠し包丁をした上で、もちろんしなくてもいいけど、食べやすい大きさに切り分けてボールに張った水の中にボチョンしておきます。灰汁抜きのためですが、もちろんしなくてもいいよね。


その間に漬けタレでも作ろうか
灰汁は数分で抜けますので、実際には同時進行気味にダシを取っていくといいでしょう。もちろん顆粒ダシでもいいんだ。



このだし汁にしょう油・みりん(お好みで砂糖も)などで味をつけていきます。この辺りは好みの問題になるのですが、完全に漬け込んでしまうわけですから味が濃すぎるのは良くないわけで。わたしは「美味しく飲める麺つゆぐらい」の味を指標にしています。
そしてこの季節ならぜひ加えていただきたい調味料が、お酢。ホント毎日暑いですから…少々酸味が効いていた方が食欲も湧こうというもの。要するに、市販の麺つゆを水で薄めつつ、酢やポン酢などで酸味をプラスすれば大体同じということですね。面倒な方はそちらでお試しを。


多めの油で揚げ焼きにしたナスを漬けタレに
本来なら素揚げにすればいいだけの話なのですが、我が家では揚げ油がフレッシュな状態の時ってあまりないんですよね。鶏のから揚げや春巻き、コロッケなどで油に風味が付いてしまっている状態がほとんど。今回のようなあまり雑味が付いてほしくない料理なら揚げ油を変えた直後が好ましいわけですが、そうできない時は、所謂「揚げ焼き」でいいんじゃないでしょうかね。


熱湯で余分な油を流しておくと比較的サッパリと仕上がります。…が、これもまぁやらなくてもいいんじゃないかしら。コッテリしている方が好きな人もいるでしょ。とにかく後はこのまま、温かいうちに漬けダレの中に入れてしまえば調理は終了。

ここまでの「もちろんやらなくてもいいけど」的な工程を全て省くなら、揚げ焼きにしたナスを薄めた麺つゆの中にぶち込むだけということになります。超簡単~。
粗熱が取れたら、仮に温かく食べる場合でも一旦は冷蔵庫で冷やしておくといいでしょう。その方が味が染みます。
揚がったトロトロのナスに出汁が染み込んでいたなら旨いに決まっている

今回は温め直すことなく冷やしたままをいただきました。薬味は大葉を用意しましたが、ショウガや大根おろしも当然合いますよ。
揚げたナスを和風のタレに浸した、ほぼほぼ想像通りの味です。…なんだけど…これがまぁ~旨い!油を程よく吸ったボリューミーなナスに出汁の風味がめっちゃ合う!食感はトロトロで、隠し包丁から芯まで染みた味が半端じゃなくジューシー。酢の酸味も相まって、いくらでも食べられてしまいそうです。
先述の通り面倒な工程を省けば簡単に出来ちゃいますので、ぜひお試しください。
以上、ナスの揚げ浸しの作り方をご紹介しました。
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